マルドゥックシリーズの短編集。
バロットを主人公とする『マルドゥック・スクランブル』、ボイルドを主人公とした『マルドゥック・ヴェロシティ』、今年刊行予定の完結編『マルドゥック・アノニマス』を舞台とした5編。
加えて、冲方氏のインタビューと『マルドゥック・スクランブル』初期原稿である『事件屋家業』の冒頭も収録されています。
本編を読んでないとわかり難いかもしれませんが、逆にこれで面白いと感じたならばぜひ本編を。『マルドゥック・スクランブル』は加筆した完全版が出版されています。
マルドゥックシリーズの短編集。
バロットを主人公とする『マルドゥック・スクランブル』、ボイルドを主人公とした『マルドゥック・ヴェロシティ』、今年刊行予定の完結編『マルドゥック・アノニマス』を舞台とした5編。
加えて、冲方氏のインタビューと『マルドゥック・スクランブル』初期原稿である『事件屋家業』の冒頭も収録されています。
本編を読んでないとわかり難いかもしれませんが、逆にこれで面白いと感じたならばぜひ本編を。『マルドゥック・スクランブル』は加筆した完全版が出版されています。
時代は22世紀が近づくころ。衛星軌道上に浮かぶ日本の大型複合施設<望天>で、壊滅的な大事故が発生。施設の一部と月往環船<わかたけ>のみとなって漂流する中、わずか10人の生き残りが生存のために奮闘します。
著者は小川 一水氏。初めて読んだ作品『第六大陸』では読みやすさと読後感が印象深かったのですが、『時砂の王』あたりから強い吸引力を感じるようになりました。この作品も例に漏れず、途中で読むのを止めることに抵抗が。ついつい読みふけってしまい、ここ数日は少々寝不足です。
第一回スニーカー大賞の金賞受賞作品にして、冲方丁氏のデビュー作。ある意味身近なヤクザという裏社会とともに、密教のような宗教的裏社会が絡み合う異形ファンタジー小説。
宗教的裏社会は陰陽五行思想や神道がベース。魑魅魍魎や妖怪といった単語の似合う世界。舞台が日本であることもあって、全体的に漢字が多め。最近はSFやハイ・ファンタジーが多かったので、序盤は少し面食らいましたが、気がつけばすっかり読みふけっていました。
久しぶりのブギーポップシリーズの新作。約1年ぶりです。イラストのほうも絵柄がだいぶ変わって、知らないで見たら気がつかなかったかもしれません。
今回は登場人物の関係が入り組んでいる感じがします。単純に敵と見方というわけではなく、もしかしたら新たな勢力の登場になる予感がします。
3巻に続き、4巻も長編構成です。
前巻で強敵の存在に気がついて本気で修行を始めることになった主人公のところへ巫女がやってきたことをきっかけとしていろいろと動き出します。中心となるのは神霊戦。西洋ファンタジーでいう魔法戦ですね。
『野望円舞曲』シリーズついに完結。手元にある1巻の奥付によると、最初の発効日は2000年8月31日。約10年に渡る長期シリーズとなりました。
1巻の表紙を見ると、イラストの質感もかなり違って年月を感じます。ISBNも10桁の4-19-905005-1。
この作品はSFであり戦争物であり政治物であり経済物であるというややこしいもの。10年前よりも知識が増えた今こそ、10年分のまとめ読みをしたいものです。
『キノの旅』の14巻です。この作者のデビュー作で10周年だそうです。
長いものですね。久しぶりに1巻を出してみたら、絵柄が変わっていてびっくりでした。まあ10年も経てば・・・。
『ヴァルプルギスの後悔』の3巻です。炎と氷のぶつかり合いもいよいよ終盤といったところでしょうか。
この筆者の作品はさり気なく別シリーズとリンクすることがありますが、この巻では『冥王と獣のダンス』が絡んできます。
この作品自体『ナイトウォッチ』シリーズとの繋がりがあり、『ナイトウォッチ』シリーズは『ブギー・ポップ』シリーズと繋がるわけです。
こういう繋がりがわかってくると、一通り一気に読み返してみたくなりますね。
『キノの旅』のパロディーとして始まったこのシリーズもとうとう4巻となりました。
表紙イラストがギターを構えているので「もしや」と思いましたが、予想通り一部のバンドブームに便乗のようです。(発行は7月)
長かった3話も最終巻。オビには大きく「敗戦」の文字がゴシック体であって気になります。
今回グロテスク描写が増えているようなので、苦手な人は注意です。
しかし、この表紙は何とかならなかったものでしょうか。Amazon.co.jp で注文したので私は大丈夫でしたが、書店のカウンターでこれを出す勇気はありません。ガイア・ギアの5巻よりきつい。
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