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2007年8月26日 日曜日

消え行く MO と代替候補

Filed under: コンピューター
時間:17時13分
投稿者:よしとも
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 私は、長年 MO を愛用してきています。使い始めたのが少なくとも Windows95 のときですから、もう10年以上です。1代目はオリンパスの SCSI 接続のもので、128MB と 230MB に対応していました。レーザーピックが故障したため、仕方なく買い換えた2代目が現在使っているもの。富士通の FMO-640USB3 という製品。

 現在 Vista 環境への移行をゆっくり進めていますが、この FMO-640USB3 だけが周辺機器の中で唯一使えません。壊れてしまったならあきらめもつきますが、まだまだ大丈夫です。

 現在の使い道は、自作データのバックアップ・愛用オンラインソフトの保存・デジカメデータの保存・周辺機器の最新ドライバの保存です。無くなっては困るデータばかりです。
 MO のいいところは、耐久性が高いこと、書き換え回数が多いこと、持ち出しが楽なこと。コーヒーをかけたり日光に晒したりしても読めるのだとか。要するに信頼性が高いということで、バックアップには最適です。

 そんな MO ですが、いまやすっかりマイナーな存在になってしまいました。量販店のメディアコーナーには DVD-R が売り場を占拠し、店舗によっては取り寄せる必要があります。当然ドライブも然り。以前よりはよくなってはいますが、値段もなかなか下がりません。

 現在考えている代替手段は3つ。

 1つは、すべてを HDD に入れてしまうこと。値段も安くなってきたのでできなくはありませんが、いざというときに持ち出すのはまず無理でしょう。外付けにするとなると結構な重量になりますし、内蔵の場合ははずすだけでも数分かかってしまいます。手荒な扱いはもってのほかです。落としたりしたらもうおしまい。
 信頼性の面でも問題ありです。ディスクが壊れたら中のデータはすべておしまいです。確実にデータが分散されるというのも、MO のメリットかもしれません。ドライブすべてのデータというのは怖いです。

 2つめは、DVD-RW などに移行すること。書き換え回数は激減してしまいますが、安いメディアを使うことができます。
 問題は、バックアップツールによる差分コピーができなくなること。ボタンクリックだけで、更新されたファイルをバックアップ先に反映させることができません。アクセスが手軽という MO のメリットを失うことになります。パケットライトならできるかもしれませんが、別の環境で読めなくなると聞いたことがあって不安なのです。時間もかかるようですし。

 3つ目は、フラッシュメモリを使用した媒体。1GB サイズでも数千円で買えるようになってきたことで候補となりました。コストパフォーマンスは悪くなりますが、一番 MO に近い使い勝手になると思います。USB 直結タイプ以外にも、SD カードのようなメモリーカードも候補に入れていいでしょう。幸い、メモリーカードリーダーはすでに持っています。

 今のところ、フラッシュメモリ媒体が一番よさそうです。置き場所を小さくできるというメリットもあります。この方向で情報を集めてみようと思います。

 また、皆さんのバックアップ方法など、ぜひお聞かせください。できればそこに至った経緯なども。お待ちしています。

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