ドスパラのウェブサイトには『パーツの犬』というコーナーがありまして、7月20日の記事によりますと、インテルの技術者に聞きたいことを募集中だそうです。
質問してほしいことがある方はコメント欄へとのこと。
ドスパラのウェブサイトには『パーツの犬』というコーナーがありまして、7月20日の記事によりますと、インテルの技術者に聞きたいことを募集中だそうです。
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BONIC ベースの SETI@home に移行してから数日後、処理済のデータのアップロードが出来なくなり、ひたすら未処理のままたまっていくと言う状況になっていました。消費されるディスク容量は数倍になり、見るたびにあとで再送信すると言うメッセージが増えていくと言う状況でした。
公式サイトのニュースによると、処理を担当しているデータサーバーにトラブルがあった模様です。ソフトウェアのバグではないかとプロジェクトリームでは予想しています。
19日発表のニュースによると、処理能力が3倍の新サーバーを稼動開始したそうで、これで処理が追いつくようになったのでしょう。たまっていたデータもすべてアップロードされたようで、元に戻ったようです。ただ、ログを見ると何度か失敗もしているようです。最後の失敗は、21日午前5時37分です。それ以降は、2回成功しているようです。
また、『プロジェクト』タブの『ウェブサイト』のボタンが7つ増えていました。告知などは見当たりませんが、アップデートされたのでしょう。
とりあえずうまく行ったようなので、覚書としてアップグレード作業の内容を簡単に書いてみようと思います。
このブログは XREA というレンタルサーバーで稼動しているのですが、ここはインストールが少し特殊です。と言っても難しいと言う意味ではなく、インストール用のスクリプトが公開されていて、それを使うことで半自動的に行うことが出来るのです。
半自動というのは何も問題が起こらなければありがたい反面、想定外のこととなるととたんに厄介になってしまいます。アップグレードと言う作業も同様でして、スクリプトがどんなことをしているのかを考えてやる必要があります。
XREA は無料サービスと有料サービスがあり、無料サービスの場合は強制的に広告が入ります。ただし、x
というディレクトリ以下のファイルには広告は入りません。片っ端からこのディレクトリに入れてしまえば無料でも広告なしになるわけですが、それではライセンス違反でアカウントごと消されかねません。
MovableType の管理画面は一般公開されないページと言うことで、広告なしにすることが許されています。広告で表示がおかしくなるのを避ける意味もあり、本体のインストール先を /x
に、インデックスページやアーカイブディレクトリを/mt
にしています。この設定は、インストールスクリプトを編集することで行いましたので、アップグレード前の状態を想像することが出来ます。
さて、ここまでのことを踏まえて、実際のアップグレードに入ります。
まずは、シックス・アパートによる解説を読みましょう。説明に従ってアップグレード版をダウンロードし、解凍します。
エントリーとコメントのエクスポートが推奨されていますが、これに加えて、テンプレートもバックアップしておくといいでしょう。いろいろ手を加えているのであれば、何かの拍子に消えてしまうとダメージが大きいです。編集画面でコピーし、適当なテキストエディタに貼り付けて保存しておくといいでしょう。
バックアップが終わったら、ファイルをアップロードします。画像ファイル以外はアスキーモードでアップロードしますが、これに該当するのは拡張子が cgi・pm・css・js・html・tmpl・php・tpl のどれかのファイルです。FTP ソフトに任せてモードを変更する場合は設定を忘れずに。
アップロードする場所ですが、私の場合はすべてを /x
にアップロードしました。アップグレード版のアーカイブには設定ファイルである mt.cfg は含まれていませんので、うっかり上書きしてしまう心配はありません。tmpl
ディレクトリにはテンプレートファイルが含まれていますが、基本的には 2.66 のものの流用は出来ないようです。そのまま上書きするしかないでしょう。
アップロードが終わったら、説明に従ってアップグレードスクリプトを実行します。実行は、ブラウザから該当するスクリプトを開きます。うまくいったら、6つのファイルを削除することもお忘れなく。
MovableType を 2.66 から最新バージョンの 3.17 にアップグレードしました。
Firefox で HTML 編集支援ボタンが使えなくて不便だなぁとか、セキュリティホール発見の告知を気にしたりとか、きっかけは何度かあったんです。でも、面倒と言う気持ちのほうが強くて(『面倒』は最強の敵だと思う・・・)なかなか実行に移さないまま1年以上が経過・・・(^^;
やっとのことで踏み切ったのは、たまたま時間に余裕が出来たのと、TypeKey の登録をする決心がついたからです。
散々悩んだ上でのアップグレードでしたが、今はやってみてよかったと思っています。使い勝手もそんなに変わってませんし、管理画面もすっきりした感じがします。案ずるより生むが易し
とはよく言ったものです。
Firefox をメインブラウザとして使い始めてから、気がついたことが1つ。
CSS の overflow-y
プロパティを使っている企業サイトが結構多いこと。このプロパティは IE の独自拡張である上に、Firefox では収まりきれない内容がはみ出してしまい(Opera8 でもはみ出しました)、ほかの部分と被ってしまいます。
製作側はテキストエリア(複数行のテキストが入力できるフォーム)のような表示にすることを意図しているのかもしれませんが、Firefox では見た目も使い勝手も悪いだけなのでやめてほしいものです。
対策は overflow:auto
を代わりに使うこと。ブラウザに任せると言う設定ですが、必要がなければスクロールバーを出さないのが一般的のようです。収まりきらないと横スクロールバーも出るかもしれませんが、はみ出すよりはよっぽどましです。
ちなみに、このプロパティの初期値は visible
で、収まらないときは枠を無視してはみ出させると言うものです。つまり、プロパティ地の変更をしない場合ははみ出る可能性を考慮してコーディングすることが必要となります。
参考:CSS2 Specification 11.1.1 Overflow: the ‘overflow’ property(W3C)
ローカルサーバーがおかしいようなので久しぶりに root でログインしてみたら、HDD に空きがないとのメッセージがどっさり。慌ててメッセージの共通点を探してみると、どれも /var 以下のディレクトリを参照した結果である様子。
df コマンドを叩いてみたら、マウントしているスライスの空き容量がマイナスになってました・・・・。
さらに慌てていろいろと調べてみたところ、/var/spool 以下にやたらにファイルがありました。このディレクトリは何ぞやということで調査。メールデータを一時的に貯めておくディレクトリが2つありました。
通常なら送信と同時に削除されるので問題ないのですが、送信が行われてないためにずっと溜まり続けていたようです。root 宛てのメールチェックサボりっぱなしでした(^^;
しかし、ここで疑問が。
たしか、メールはプロバイダの自分のアドレス宛に送るように設定してたはず。いつの間にかメールが来なくておかしいなぁとは思ってましたが、原因不明のままになってました。
今回調べてたら、途中のバージョンから仕様が変わったらしいと言う情報を見かけましたので、その線で調査してみようと思います。
SETI@home というプロジェクトがあります。SETI は Search for Extraterrestrial Intelligence(地球外知的生命体探査)を略したもので、これのサブプロジェクトの1つが SETI@home です。これは、電波望遠鏡で受信した電波を世界中のコンピューター(パソコンオンリーではない)で解析し、人工的な電波を探そうと言うものです。
比較的手軽に始められるということもあり、私は1999年から参加しています。約、18,000時間を費やしてきました(費やすと言っても、私自身はパソコンの処理能力を提供しただけですが)。
その SETI@home ですが、去年新たな段階に進んでいたことが判明しました。
それまでは専用のクライアントソフトでしたが、似たようなクライアントソフトの共通プラットフォームとなる BOINC をベースとするものになりました。複数プロジェクトに参加している方には、まとめて管理できるので便利でしょう。BOINC 用のプラグインも共通で使えるようです。
処理能力をどれくらい提供するか設定することも出来ますから、参加のための敷居はさらに下がったと言えるでしょう。更なる参加者の増えることを祈ります。
参考:
SETI@home
地球外知的生命体探査(Wikipedia)
新しい,改良された SETI@home が分散コンピューティング ネットワークのバックボーンを形成するだろう (日本惑星協会)
BONIC
所属チーム『Frybarec Gloer Gor Bari』
Vocal Cancel というシェアウェアがあって、不正なライセンスキー(作者から送られたものではなく、インターネット上などで出回っているライセンスキー)を入力するとトロイに化けるそうです。
不正使用に対抗するための手段として実装したそうで、ライセンスキー・ユーザーアカウント情報・メールアカウント・アドレス帳などのデータをどこかに送っていたとか。スパイウェアですね。
私もオンラインソフト(と言ってもオープンソース状態ですが)の作者の一人ですから、気持ちはわからなくもないです。ただ、いくらなんでもやりすぎなのではないでしょうか。法的にもまずい気がします。
今回の件を知ったときに、以前にも同じようなことがあったのを思い出しました。
WinGroove と言うシェアウェアで不正ライセンスキー(正確には、ID とパスワード)を入力すると、HDD をまっさらにしてしまうというもの。配布するつもりはまったくなく、事故なんだそうですが、非常に良く似ています。
不正ライセンスキーを使うのも悪いわけですが、このような過激な対策は不信感に繋がります。バグで正規ライセンスキーでも発動するんじゃないかとか考え始めてしまったら、シェアウェアは登録し辛くなってしまいます。対策も必要ですが、実装や配布開始前には、「これって過激じゃないかな」と確認してみることをお願いしたいものです。
まとめサイト:Vocal Cancelがウイルスな件について。
2005年6月14日に書きましたが、メインマシンを Athlon64 ベースにしました。現在順調に稼動しています。安定を確認したところで、ちょっといじってみることにしました。
Leadtek の WinFast PX6600 TD というビデオカードを使っていますが、付属のドライバは新しいとはいえないものになっています。デバイスマネージャーで調べてみたところ、2005年2月24日となっていました。メーカーのウェブサイトからダウンロードできるものが2005年3月25日ですから、おそらく付属のものはファーストリリースでしょう。
それに対して、チップのメーカーである nVidia の最新ドライバ(2005年7月1日現在)は、2005年6月15日(公式には22日)となっています。ドッグイヤーと言われるコンピューターの世界(一般的な感覚の7倍変化が早く進むと言われています)では、この差は大きいでしょう。
と言うわけで、付属ドライバと nVidia の最新ドライバで、ベンチマークの比較をして見ました。
ドライバは先ほど書いたものを使用。ベンチマークは、いわゆるFFベンチ3を使用しました。
再起動直後に High モードでベンチマークのみをループで開始。キャッシュ効果の影響を避けるため、複数回ループ(1時間ほど放置しました)してからの最新結果のみ参照。気温なども出来るだけ同じになるようにしました。
付属ドライバ | 3897 |
---|---|
nVidia ドライバ | 4000 |
そんなに変わらないだろうと思っていましたが、予想に反して100以上の差が出ました。ノートンアンチウィルスの Auto-Protect の起動が遅い問題も解決して、もうもとのドライバに戻す気が起きません。
ドライバの良し悪しが、ハードウェアの性能に影響することを実感しました。
たかがドライバ、されどドライバ。ドライバは、ハードウェアの性能をどこまで出し切るかの鍵です。ビデオカードに限らず、良いドライバに出会いたいものです。
なお、今回の結果はあくまで固有環境でのものです。ほかの環境でも同じように性能が向上するとは限りません。
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