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2012年6月30日 土曜日

Amazon アソシエイト(アフィリエイト)で価格を表示する条件

Filed under: AmazonLink,アフィリエイト
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時間:19時59分
投稿者:よしとも
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現在開発中の AamzonLink で価格表示が出来るようにすることを検討しています。取得することは問題なく出来るのですが、規約などでいろいろと条件が定められていて良くわからないのでまとめてみることにしました。Amazon ではアフィリエイトのことをアソシエイトと呼んでいますが、一般的ではないので以降ではアフィリエイトと表記します。

ここでのまとめは一個人の考えによるもので、きちんと公式に確認が取れたわけではありません。参考にするのは構いませんが、内容についての保証はできないことを承知の上でお願いします。

価格の表示条件

アフィリエイトとしての価格表示については、「Amazonアソシエイト・プログラム・リンク設定要件」の「すべてのリンクに適用される一般要件」として次のように書かれています。

製品の価格および在庫は、随時変化します。乙が乙のサイトに掲載した商品の価格および在庫には変動があるため、乙のサイトでは、以下の場合に限り、価格および在庫を表示できるものとします。(a)甲が価格および在庫のデータを表示しているリンクを提供する場合、または(b)乙がProduct Advertising APIを経由して商品の価格および在庫のデータを取得し、かつ当該データに適用されるライセンス契約に定める要件を乙が遵守している場合。さらに、乙が乙のサイトにて商品の価格を「比較」形式(価格比較ツールまたはその他のエンジンの使用による場合を含む。)にて、アマゾン・サイト以外のウェブサイトまたはその他の手段を通じて提供される、同じ、または類似の製品の価格とともに表示することを選択する場合は、乙は、アマゾン・サイトで提供される商品の、「新品」の最低価格、および甲が乙に提供している場合は「中古商品」の最低価格の両方を表示しなければなりません。それ以外の場合は、乙は乙のサイトに価格情報を含めることはできません。

整理しますと、価格と在庫状況を表示する場合は、次の条件 (a) (b) のどちらかを満たす必要があります。

条件 (a)

Amazon が価格および在庫のデータを表示しているリンクを提供している。

これは、下記のようなものを指すと思われます。インラインフレームで Amazon の用意したページを埋め込むものです。



条件 (b)

Product Advertising API によって取得した情報を表示する場合。今回調査の対象となるのはこちらです。Product Advertising API は、一定の条件の下で Amazon が提供している商品情報から必要な情報を取り出して利用するための仕組みです。

こちらの場合は、さらに条件が加わります。その条件とは、楽天など Amazon 以外での販売価格と比較することを目的として利用する場合に、新品および中古の最低価格が Amazon から提供されている限り表示しなくてはならないと言うものです。

現時点では私はこのような使い方をすることは考えていないのですが、想定はしておくべきかもしれません。販売価格はOfferSummary レスポンスグループで取得できるようです。

Product Advertising API で取得した情報の保存期限

Product Advertising API への情報取得要求は、間隔と回数に制限があります。この制限に収めることと表示までの時間短縮を目的として、AmazonLink は現在24時間キャッシュとして保存するようにしています。

Product Advertising API ライセンス契約(日本語参考訳)」の「4. 利用条件」には次のようにあります。

(n) お客様は、画像で構成される商品関連コンテンツを格納またはキャッシュしてはいけませんが、画像で構成される商品関連コンテンツへのリンクを、24時間まで格納することができます。お客様は、画像で構成されていないコンテンツを、データキャッシュの目的で、24時間まで格納することができますが、それをした場合は、その後直ちに Product Advertising API にリクエスト送信を行うか、または新しいデータフィードを取り込み、お客様のアプリケーション上の商品関連コンテンツを刷新することにより、商品関連コンテンツを直ちに刷新し、再表示しなければなりません。別途当方より通知されない限り、お客様は、個別の Amazon Standard Identification Number (以下、「ASIN」といいます)を、本ライセンス契約の終了まで、期間の制限なく格納することができます。前述に拘わらず、お客様のアプリケーションがクライアント アプリケーションを含む場合、かかるクライアントアプリケーションは、商品関連コンテンツを格納またはキャッシュしてはいけません。当方の要求があれば、お客様は、当方の要求から3営業日以内に、お客様が本ライセンス契約を遵守しているかを確認できるよう、かかるクライアントアプリケーションのコピーを当方に提供するものとします。
(o) お客様が商品関連コンテンツをデータフィードから取得する場合、または、お客様が Product Advertising APIに リクエスト送信をする、もしくはお客様のアプリケーション上の商品関連コンテンツを刷新する頻度が1時間に1回以下の場合は、お客様のアプリケーション上の価格情報または発送可能時期についての情報に隣接して時刻/日付のスタンプを含むものとします。ただし、お客様が、アプリケーション上に表示された価格情報および発送可能時期についての情報を同日中にリクエストおよび刷新した場合は、スタンプの日付部分を省略することができます。許容されるメッセージの例は以下のとおりです。

  • Amazon.co.jp 価格: JPY 3,200 (01/07/2008 14:11 JST 時点 -詳細はこちら-)
  • Amazon.co.jp 価格: JPY3,200 (14:11 JST時点 -詳しくはこちら-)

また、お客様は、下記の免責事項を、価格情報または発送可能時期についての情報のそばに記載するか、またはハイパーリンク、ポップアップ、スクリプト・ポップアップその他類似の方法で提供しなくてはなりません。「価格および発送可能時期は表示された日付/時刻の時点のものであり、変更される場合があります。商品の販売においては、購入の時点で [Amazon.co.jp または Javari.jp の適用ある方] に表示されている価格および発送可能時期の情報が適用されます。」上記の例において、「詳細はこちら」および「詳しくはこちら」などとすれば、エンドユーザーが免責事項を読むよう仕向けることができます。

(n) では、画像の保存は禁止、ASIN は契約が続く限り永遠に、そのほかのデータは24時間まで保存が可能とあります。価格情報は画像ではありませんので、24時間の保存が可能であると解釈しています。

(o) では、価格情報と発送可能時期の表示について書かれています。1時間以上前に取得した情報を使用する場合には、次の記述をすることが必要になります。

  • 情報の取得日時(価格・発送可能時期の近く)
  • 免責事項の表示

なお、条約の書き方がわかりにくいので判断が難しいのですが、大元と思われる「Amazon.com Product Advertising API License Agreement」では次のように書かれていることから、免責事項の記述は取得日時の記述に加えて(Additionally)の事項であると判断しています。

Additionally, you must either include the following disclaimer adjacent to the pricing or availability information or provide it via a hyperlink, popup box, scripted popup, or other similar method: “Product prices and availability are accurate as of the date/time indicated and are subject to change. Any price and availability information displayed on [amazon.com or endless.com, as applicable] at the time of purchase will apply to the purchase of this product.” In the above examples, “Details” and “More info” would provide a method for the end user to read the disclaimer.

まとめ

Amazon アフィリエイトで価格表示をする場合の条件。

  • 新品・中古の最低価格を含める。
  • 取得した情報を1時間以上使用する場合は、取得時間と免責事項を併記する。

ここから、AmazonLink に導入する場合は次の機能を実装することになります。

  • 新品・中古価格・取得日時を表示するためのコード。
  • 日時の書式とキャッシュ有効時間を設定する項目。

実装時期は試験運用中の現行バージョンを公開した後になりそうです。このサイトで価格が表示されるようになっていたらそろそろと言うことで。

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2009年8月14日 金曜日

AmazonLink 2.0.0 beta リリース

Filed under: AmazonLink,アフィリエイト
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時間:18時33分
投稿者:よしとも
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JSeries サイトの更新はまだですが、先ほど AmazonLink 2.0.0 beta をリリースしました。
現在 SourceForge.JP の以下のアドレスからダウンロードができるようになっています。

http://sourceforge.jp/projects/wppluginsj/downloads/43119/AmazonLink-2.0.0beta.zip/

19時25分追記

Jseries サイトを更新しました。メジャーバージョンアップと言うことで、新規にページを作成してあります。
http://wppluginsj.sourceforge.jp/amazonlink2/

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2009年5月10日 日曜日

”Amazon アソシエイト Web サービス”が”Product Advertising API”に

Filed under: AmazonLink,アフィリエイト,プログラミング
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時間:17時46分
投稿者:よしとも
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Amazon.co.jp からいろいろな情報を取得することができる”Amazon アソシエイト Web サービス”というサービスがありますが、”Product Advertising API”という名称に変わるとのことです。そして、情報のリクエストには署名による認証が必要になるとのこと。

拙作 WordPress プラグインの AmazonLink でもこのサービスを使用しているので他人事ではありません。

基本方式はほとんど変わらないとのことですが、認証で使用する電子署名の作成には、開発者登録をしたときに作成した Secret Access Key というものが必要になるようです。リクエスト時のデータによって変わるため、電子署名データだけをプログラムに埋め込んでおくことができません。また、Secret Access と言うくらいなのでこれを公開するのも駄目でしょう。

詳しい情報がまだ得られていないのでなんとも言えませんが、ただ使うだけの人にも開発者登録をしてもらわないと駄目になるかもしれません。

今のところは、たつをさんによる記事が一番詳しそう。

電子署名データの作成には RFC 2104-compliant HMAC with the SHA256 hash algorithm という変換処理のようなものが必要で、これを行うための関数である hash は PHP5 でないと標準では使用できません。PHP4 はすでに終了宣言が出ているのですが、まだ PHP5 が使用できないサーバーもあるので悩みどころです。

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2008年5月24日 土曜日

Amazon Web Service の価格情報と発送時期

Filed under: AmazonLink,アフィリエイト,プログラミング
時間:17時25分
投稿者:よしとも
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 AmazonLink 2.0 を開発中ですが、価格情報と発送時期の表示で悩んでしまっています。

 基本的に、Amazon Web Service では商品情報を24時間までキャッシュとして所持することが可能です。めったに変更されない情報については1ヶ月まで可能ですが、現時点では24時間を基準として更新するという実装をしています。

 今のところはうまく動いているのでこのまま価格についても実装するつもりだったのですが、途中で価格情報と発送時期はキャッシュ禁止となっていることが判明しました。規約に、other than pricing or availability information とあります。

 キャッシュが出来ないとなると毎回取得することになるのですが、1秒に1回というリクエスト制限があるために表示に時間がかかってしまいます。WordPress プラグインの仕様上記事単位の処理となり、1ページに複数の記事がある場合では1回のリクエストで一括して取得するという方法が使えません。

 現在の選択肢は次の2つ。

  1. 表示時間がかかってもいいから毎回リクエスト
  2. 価格情報および発送時期の表示機能をつけない

 今のところ1のやり方で出来ないかと検討しています。テンプレートに価格情報か発送時期のコードがあるときにだけリクエスト処理をすれば、使う人が選択することが出来ます。プログラムが汚くなりそうなのが心配ですが・・・。

 一番いいのはキャッシュをさせてくれるようになることですね。期限を1時間とか30分とかにしたとしても、アクセスの多い大手ブログでは効果が出ると思うのです。
 規約によると、表示された価格と発送時期を1時間ごとに強制更新する必要があるのだそうです。逆に言えば、1時間は同じままでもいいということですよね。だったら、「価格と発送時期は1時間までキャッシュ可能」とすればいいはず。

 いい解決手段があればぜひご連絡ください。

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2008年3月6日 木曜日

Amazon.com も動画広告へ参入

Filed under: アフィリエイト
時間:20時31分
投稿者:よしとも
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 動画用の Google AdSense 広告である「AdSense for video」のベータ版が開始されていますが、Amazon.com も動画広告に参入です。

 このサービスは「Your Video Widget」というウィジェットで、アップロードした動画に広告の好きなコマ位置に広告を掲載し、それをサイトに掲載します。YouTube のように、専用のプレーヤーが提供されます。

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2008年3月3日 月曜日

Google AdSense の規約変更

Filed under: アフィリエイト
時間:23時34分
投稿者:よしとも
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 このサイトでは Google AdSense によるアフィリエイト広告を掲載しています。最近、このサービスの規約が変更され、その内容が話題となってます。

 話題になっているのは、広告配信の際に Cookieウェブビーコンを使用しており、そのことを一般の閲覧者に対して通知せよという部分。通知するだけならまだしも、プライバシーポリシーとして規定し、その中には Cookie の管理について閲覧者(規約では「ユーザー」)が選択できる手段についての情報も記載する必要があります。

 サービスを利用し続けるにはやるしかないのですが、正直自力で用意できる人はそんなに多くないのではないでしょうか。ほかの人が用意したものを利用するか、それとも諦めるかのどちらかになりそうな気がします。私もその中に入りそうですが、幸い期限まではまだあります。挑んでみるのも悪くないかもしれません。

 なお、ヘルプフォーラムに関連スレッドがあります。プライバシーポリシー作成の際には、ここの内容も参考にしようと思っています。

 法人運営で AdSense 広告を掲載しているサイトも参考になりそうです。株式会社Impress Watch のものがしっかりしていていいですね。

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2008年2月15日 金曜日

Google AdSense のガイドブック登場

Filed under: アフィリエイト
時間:22時53分
投稿者:よしとも
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 Google AdSense はアフィリエイト広告の定番ですが、日本ではまとまった情報が少ないのが現状です。アフィリエイトの本はあっても、AdSense の本はありません。洋書であれば何冊かあるのですが、言語の壁が大きく立ちはだかります。私自身、導入するときには先人たちがインターネット上で公開している情報にかなりお世話になりました。

 そんな Google AdSense ですが、ついに日本語でまとまった情報を得ることができるようになりました。Google によるガイドブックが公開されたのです。

 残念ながら007年12月の時点の内容となっていますが、申し込みから最適化までを網羅しています。PDF形式のファイルとして公開されていて、総ページ数は60ページ(内2ページは表紙)です。手元の文庫本では厚さが4mmくらいでした。無料で公開されていることを考えれば結構な量ではないいでしょうか。

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2008年1月14日 月曜日

Amazon アソシエイト支援プラグイン AmazonLink 0.9.2 リリース

Filed under: AmazonLink,WordPress,アフィリエイト
時間:15時10分
投稿者:よしとも
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 Amazon アソシエイト支援プラグイン AmazonLink の0.9.2 をリリースしました。今回はバグの修正のみです。ダウンロードは、いつものように WordPress Plugins/JSeries のページから。

修正内容の解説

 修正したバグは、プラグインファイルを置いてあるディレクトリの名前が正しく取得できないというものです。Windows サーバーでは、そのディレクトリのフルパスとなっていました。

 0.9.1 では、AmazonLink.php の76行目に次のように記述してあります。

  1. $dirs = explode('/', dirname(__FILE__));

 これを、0.9.2 では次のように変更しました。80行目です。

  1. $dirs = explode(DIRECTORY_SEPARATOR, dirname(__FILE__));

 この行の処理は、自分自身(AmazonLink.php)のフルパスからディレクトリ部分を取り出し、それを階層ごとに分割した配列を取得するというものです。Linux などでは階層の区切り文字は /(スラッシュ)ですが、Windows では \(バックスラッシュ。日本語版 Windows では円マークで表示されます)です。区切り文字が正しくなかったため、分割ができていませんでした。

 対応方法として、文字を直接指定するのではなく、定数 DIRECTORY_SEPARATOR を使用するように変更をしました。この定数には実行環境に合わせて階層の区切り文字が入ります。

 ちなみに、次の行で取得した配列の最後の要素を取り出して使用しています。この値が、プラグインファイルの入っているディレクトリの名前となります。

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2007年11月18日 日曜日

AdSence のクリックできる部分が変更

Filed under: アフィリエイト
時間:18時07分
投稿者:よしとも
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 クリック広告として定番の Google AdSence ですが、今まではタイトルやアドレス以外の余白部分もリンクとして機能するようになっていました。公式ブログによると、タイトルとアドレスのみがリンクになるように変更したとのことです。実際、そのように変更されていることを確認できました。

 以前は余白部分もリンクとなっていたため、ブラウザが重くなっていたときや唐突にウィンドウが切り替わったときなどに意図しないクリックが発生していました。設置したユーザーによるクリックは禁止されているため、ミスクリックのたびに止められてしまうのではないかとひやひやしたものです。今回の変更は、個人的に大歓迎です。

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2007年11月10日 土曜日

Amazon アソシエイト支援プラグイン AmazonLink 0.9.1 リリース

Filed under: AmazonLink,WordPress,アフィリエイト
時間:16時25分
投稿者:よしとも
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 予定より1週間遅れとなってしまいましたが、WordPress 用 Amazon アソシエイト支援プラグインの AmazonLink 0.9.1 をリリースしました。ダウンロードは、いつものように WordPress Plugins/JSeriesAmazonLink ページからどうぞ。

 今回の変更は、アパレル&シューズストアでの検索対応です。使用する Amazon E-Commerce Service の API バージョンも最新の 2007-10-29 に変更されています。

 また、最近話題の WordPress 2.3.1(日本語リソース入り) で動作することを確認しました。データベース構造が変わったりしているということで心配でしたが、あっさりと動いてくれました。

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