Google Crisis Response(Google)
災害に関する情報源や、行方不明者情報の収集と検索を行う『パーソンファインダー』を初めとするツールの提供が行われています。

2013年12月30日 月曜日

生存報告と総括

Filed under: WordPress,自作パソコン,雑多,電子書籍
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時間:15時05分
投稿者:よしとも
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前回から随分と間が空いてしまいましたが、無事生きています。更新停滞の理由と、前回からの間の総括を書いてみたいと思います。

投稿停滞の理由

1記事を仕上げるまでは少なくとも1時間弱、写真加工もあるもののような長い記事ですと数日かけていたのですが、ある時を境にじっくりと仕上げることが辛いと感じるようになってしまいました。

以前であれば簡略化した記事だけ投稿する事になったと思いますが、現在は Twitter という便利なものがあります。ちょっとした思いつきのようなことは全てそちらで済ませてしまっています。

また、時々投稿していた『読書中』カテゴリーの記事はあまり続くのは良くないと思い、投稿するのは避けています。ちなみに、読書量は減っていません。後述しますが、むしろ電子書籍を購入するようになったために増えています。

総括

最後に投稿したのが今年の2月。それからいろいろありました。

新パソコン

パソコンを新しく1台組みました。AMD の A10-5700 を使用したもので、始めての 64bit OS となりました。

CPU内蔵グラフィックを生かすためにメモリもオーバークロック物の16GBとしましたが、思ったよりは性能が高くはなかったため、結局はビデオカード(AMD の Radeon HD 7750)を追加することになりました。

タブレット購入

中古ですが、Nexus 7 (2012)を購入しました。CPUもメモリも解像度も『LuvPad AD701』から格段にアップし、非常に快適となりました。Nexus 7 はGoogle純正(製造はASUS)ということもあり、Android はその後アップデートすることが可能です。現時点では、最新である4.4(KitKat)まで対応しています。

電子書籍

電子書籍を本格的に購入するようになりました。

店舗はBOOK☆WALKERを選択。BOOK☆WALKERは角川グループですが、講談社集英社早川書房などのグループ外の出版社が発行している書籍も取り扱っています。

気になりつつも置く場所が制限されているために諦めていた書籍を購入するようになり、現時点で300冊弱となります。最近は紙の書籍からあまり期間を空けずに電子版が発売されるようになり、割引キャンペーンやポイントキャッシュバックなどもあり、紙の書籍を購入することは少なくなりました。

WordBenchしずおか

WordPressイベント、第3回 WordBenchしずおかに参加してきました。前半が大曲さんを初めとした業界の有名な方々によるセッション後半が懇親会で、非常に充実した1日となりました。

尿路結石

尿路結石を発症しました。実は2回目で、1回目よりも短期間ではあったものの痛みは激しく、同じ鎮痛剤(ボルタレンサポ)を使用しても収まりませんでした。

1回目は何度か軽い(相対的な話で、楽と言う意味ではありません)症状が続いた上に最も多いと言われる夏の早朝でしたが、今回は秋に入ってからの真昼に突然の発症でした。

尿路結石は直接死に繋がるような病気ではありませんが、人間が感じる中では最も強い痛みを生じるとされています(『痛みの王様』と言われます)。兆候を認識していることで心構えができることもありますので、出来るだけ具体的な情報を交えた記事を改めて書いてみたいと思います。

今後の更新とまとめ

少なくとも現時点で更新停止は予定していません。間隔が長くなることはあるかもしれませんが、少しずつでも投稿を続けます。もちろん閉鎖はしません。

2013年も、もう少しで残り8時間となります。

自然災害の多発・電子書籍の普及・円相場の改善・ねじれ国会の解消・新しい島の誕生(12月25日に西之島と陸続きに)など、いろいろなことがおきた1年でした。

このブログが今後も誰かの疑問や悩みを解決する手助けになること。2014年が今年よりも良い年になること。この2つを願いつつ、今年最後の投稿となります。

皆さんの今年が無事に終わり、平和な年明けを迎えられますように。

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2012年12月22日 土曜日

『ブレイドライン5・6 アーシア剣聖記』

Filed under: 読書中,電子書籍
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時間:17時42分
投稿者:よしとも
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ブレードライン』の5巻と6巻をまとめて。積ん読状態のため、5巻を読み始める前に6巻が出てしまいました。

5巻では、4巻で妖精族に連れ去られたセラ(主人公ヒエンの母親)を助けるための活動がメイン。妖精族はセラを人質として、精霊樹の実を奪って持って来いと言う指示をします。

6巻でシリーズ完結となります。6月に『魔法戦士リウイ』が完結したのに続き、筆者のシリーズがまた1つ完結しました。

現在全巻が電子書籍版でも販売されています。場所を占領されることで躊躇していた方は、これを機会にぜひ。角川の BOOK☆WALKERAmazon.co.jp の Kindle で確認できています。

来年には、1巻から電子書籍版が同時発売となるシリーズも出てくるかもしれませんね。

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2012年11月2日 金曜日

Kindleストアの使用感

Filed under: 電子書籍
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時間:1時12分
投稿者:よしとも
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Apple が iPad mini と第4世代の iPad を発表した翌日、Amazon.co.jp で Kindle ストアが開始されました。「まもなく」と発表してからずいぶん経ち、某政党の解散時期のごとく詐欺扱いも一部でされていましたが、ついに黒船到着となりました。

いずれ電子書籍への全面移行をすると決めていたので、早速初日からあちこち見て回ることに。初日にはいまいち分類できていなかった小説もジャンル別にもたどれるようになり、数日後には十分実用状態であるという判断を得ました。サービス開始から約1週間経った現在、サンプルをいくつか読み、無料の青空文庫からごん狐を購入しました。

また、気になっていた値段は、期待していたほどではありませんが安くはなっています。すでに利用していたBOOK☆WALKERと比べてみたところでは、数十円から数百円ほどの差です。数百円のはキャンペーン価格で、数十円はおそらく消費税分でしょう。Amazon.co.jp のサーバーは海外にあるため、日本国内向けであっても消費税の対象外になっています。わずかな違いであっても、大量に書籍を購入する人にはありがたいことです。

Kindleストアならではの特徴は、なんと言ってもその手軽さでしょう。商品ページでボタンをクリックするだけで購入できてしまいます。Twitterで検索してみると「手軽すぎて危険!」と言う方もちらほら。

また、専用端末だけでなく、iOS や Android のアプリでも読むことが出来ます。インターネットの利用可能な状態であれば自動的に開いているページまで同期されるので、自宅では大きなサイズのタブレットで読み、外出先ではハンディーサイズのタブレットやスマートフォンで続きを読み、帰宅したら再び大きなタブレットで続きを読むと言うことも可能です。国内ではまだですが、そのうちにウェブ版やパソコン版のKindleも使えるようになるでしょう。BOOK☆WALKERのアプリも近いことは出来ますが、ページの同期は現時点では出来ません。

もう1つの特徴として、サンプルの長さを挙げたいと思います。Kindleストアでもサンプルが用意されていて、購入ページではなく実際に端末で確認する形式。サンプルと聞くと冒頭の数ページくらいだろうと思いきや、思ったよりも長く読むことが出来ました。小説「光圀伝 電子特別版 (上)」では、iPhone4上のアプリ換算で約80ページ(「天ノ章(一)」の最後まで)です。私の場合は1章目で購入を決めることが多いので、この長さは非常にありがたいです。

最後にKindleアプリについて。

前述したように、Kindleストアで購入した書籍を読むには、現時点ではタブレットかスマートフォンが必要です。アプリの使い勝手が大きく影響します。

機能としては Android のアプリのほうが上です。フォントサイズ・余白・行間・画面色・明るさを変更することが出来、購入もアプリ内から行えます。
ただ、使用しているタブレット(マウスコンピューターの LuvPad D701)固有の可能性もありますが、行間・画面色・明るさを変更した場合に書籍表示中は暗転してしまう現象を確認しています。アイコンのあるあたりをタップをすると書籍一覧に戻ることが出来ますが、書籍を開けば再び暗転状態に。ログアウト(端末の登録解除)をすると直るようです。それでも直らない場合は、Androidの設定でKindleアプリのデータを削除します。購入した書籍のデータはタブレット上からは消えますが、再度ダウンロードすれば読めます。

iOS のアプリは、Apple による制限のため直接購入することが出来ません。読書専用です。購入する場合はSafariなどのブラウザから行うしかありません。また、余白と行間の設定が出来ません。もしかしたら、そのうち項目が追加されるのかもしれませんが。

私の希望としては、Kindle Paperwhite を使いたいと思っています。

軽量・省電力・低価格という条件を満たしています。唯一気になるのは E-ink 特有の反転ですが、これは実物を触ってみるまでは何とも言えません。幸い家電店での販売も予定されているようですから、そのときを待ちたいと思います。現在は予約受付中で、発売開始は今月19日です。

最後に、BOOK☆WALKERのフォローを1つ。

Kindleストアよりも少しだけ高いですが、怒涛のキャッシュバックキャンペーンを行っているので、うまくすればかなり安く購入できます。キャッシュバックは専用となるWebMoneyで支払われますので、購入したい書籍が大量に扱われている方にはお勧めです。

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2010年8月8日 日曜日

電子書籍社会へのパラダイムシフト

Filed under: 電子書籍
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時間:12時32分
投稿者:よしとも
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iPad 発売開始と同時に、電子書籍業界が盛り上がってきました。端末の発表が立て続けに行われましたし、出版業界大手による組織も雨後のたけのこのようにできました。

いつかはなるであろう電子書籍社会を想像してみようと思います。私は本好きなのと書店アルバイトの経験がある以外は、業界に詳しいわけでもない1素人です。内容の正当性については保証できませんのでご承知ください。

電子書籍が普及することによって起こるパラダイムシフト

書籍に関わる業界は、大きく3つに分けることが出来ます。書籍のコンテンツを作る業界と、書籍という商品を製造する業界と、出来上がった商品を取り扱う業界です。

コンテンツを作る業界
筆者・ライター
イラストレーター
デザイナー
出版社
製造する業界
製紙
製本
印刷
取り扱い
取次ぎ
輸送
書店(新本)
書店(古書)

この中でもっとも影響が大きいのは、製造を行う業界です。今まであった注文がゼロになるのですから、次々に倒産していくことでしょう。デジタルデータを扱っているところは出力を紙からデータに変更することで生き残るかもしれませんが、小さなところは耐えられない気がします。

次に影響が大きいのは商品として取り扱う業界です。物理的な商品を扱わなくなるので、輸送費や広い倉庫や店舗が不要になります。その代わり、電子化に対応できない小さなところは倒産していくでしょう。新古書を扱う店舗は、新たな商品が流通しなくなるため倒産を避けられません。輸送業界は受注がなくなります。

もっとも影響が少ないのがコンテンツを作る業界です。商品としての形態が変わるだけなので、基本的には現状と同じと考えられます。最終的な出力がデジタルデータになるので、「入稿もデータで」となるかもしれません。現在アナログデータで入稿している人は、出版社でデジタル変換をすることを余儀なくされます。

以下、いくつかの業界について細かく書いてみます。

流通

紙の束からデジタルデータに置き換わるので、出版社・印刷所・取り次ぎ・書店間の輸送がなくなります。現在は前日もしくは当日の朝くらいを目安に書店に届くようにしていましたが、すべて当日の朝に届いていると言う形になるかもしれません。

これによって、運送業界はかなりの打撃を受けることになります。しばらくは端末の輸送が増加しますが、ある程度まで行き渡ってしまえば下降に転じます。壊れなければ何度も使うものなので、書籍と同じ量の受注にはなりえません。

出版社

すべての書籍が電子化されるまでは、紙とデジタル両方を出版する必要があります。体力のない小さな出版社は、角川書店のような大手に吸収されていくことでしょう。グループ内でのメディア展開も多い角川書店は、電子書籍でも大きな力を持ち続けるような気がします。

100%電子化されたころには、逆に小さな出版社が多く生まれるかもしれません。

取り次ぎ

取り次ぎは、出版社と書店の仲立ちをしています。日販トーハンが大手として知られています。現在は書籍そのものを取り扱っていますが、完全な電子書籍社会になった場合は、販売のためのライセンスを割り振るようになるかもしれません。

在庫数にはどうしても上限ができてしまうため、売れる可能性の高いところに優先的に割り振られるのが現状ですが、電子化された書籍は理論上在庫数を無制限にすることが出来ますので、小さな書店にも同じように割り振ることが出来るようになるでしょう。

書店

大量の書籍を陳列する必要があるために店舗面積が必要になりがちですが、電子化によりこの問題は解決します。販売手続きを行う端末があれば済んでしまいます。最終的には、いわゆるリアル店舗はなくなり、すべてオンライン店舗に置き換わるのではないでしょうか。

副次的な影響として、書籍の詰まったダンボールを運ぶことによる腰痛などの職業病は消え、万引きされることはなくなります。

まとめ

最終的には、出版社がコンテンツを依頼し、データを複数の電子書籍データに変換する企業に依頼し、出来上がったデータとライセンスを取り次ぎに配布。書店は取次ぎの営業代理店のような形になるかもしれません。

また、そこまでの過程では失業者があふれかえることでしょう。流通業界と製造業界は書籍業界からの注文を受けることがなくなり、書籍に頼ったままのところは倒産してしまいます。

業界の統合が進み、出版から製本(書籍データの作成)までを行う企業が現れ、取り次ぎが販売も行うかもしれません。すでに日販は本やタウンを、トーハンはe-honを運営しています。

個人的にはこの予測が当たってほしい気もしますが、打撃を受ける業界があるので外れてほしいという気持ちもあります。少なくとも電子化を避けることは出来ないと考えていますので、業界団体がうまくやってくれることを期待します。

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