不正アクセスを受けていたようです。現時点で判明している被害と行った対策は次のものです。
不正投稿
内容
先日、投稿した記憶のない記事がRSSに含まれていることに気がつきました。実際に過去の日付で投稿されており、不正アクセスをされたと結論付けました。
記事の内容は、違法またはセキュリティ的に危険な内容のサイトへの誘導と思われます。幸いタグが間違っているためにリンクにはなっておりませんでしたが、すぐに記事は削除いたしました。
対策
どのような形で投稿が行われたのかは不明ですが、WordPress を2.6系の最新バージョンへアップグレードいたしました。また、XML-RPC などの外部から投稿を可能にする機能は無効にしてあります。
テンプレートファイルの書き換え
内容
テンプレートファイルの footer.php に大量の隠しリンク(スタイルシートで非表示にしてありました)を記入されていました。本来4KBほどのサイズなのですが、記入されたファイルは1MB弱になっていました。
書き込まれた内容は、やはり外部サイトへのリンクでした。隠しリンクになっていましたので、検索エンジンロボットを対象としたものでしょう。
リンクの中には WordPress を使用したサイトと思われるものも多数ありましたので、WordPress を使用しているサイトが狙われている可能性があります。ユーザーの方は、書き換えが行われていないか確認することをお勧めします。
対策
追記された部分については、すでに削除してあり、そのほかのテンプレートに関しても確認を行いました。
また、管理画面から編集可能にするためファイル属性を666(誰でも書きこめる状態)にしてあったため、危険であると判断して644(ファイルの所有者のみが書きこめる状態)に変更しました。