Firefox をメインブラウザとして使い始めてから、気がついたことが1つ。
CSS の overflow-y
プロパティを使っている企業サイトが結構多いこと。このプロパティは IE の独自拡張である上に、Firefox では収まりきれない内容がはみ出してしまい(Opera8 でもはみ出しました)、ほかの部分と被ってしまいます。
製作側はテキストエリア(複数行のテキストが入力できるフォーム)のような表示にすることを意図しているのかもしれませんが、Firefox では見た目も使い勝手も悪いだけなのでやめてほしいものです。
対策は overflow:auto
を代わりに使うこと。ブラウザに任せると言う設定ですが、必要がなければスクロールバーを出さないのが一般的のようです。収まりきらないと横スクロールバーも出るかもしれませんが、はみ出すよりはよっぽどましです。
ちなみに、このプロパティの初期値は visible
で、収まらないときは枠を無視してはみ出させると言うものです。つまり、プロパティ地の変更をしない場合ははみ出る可能性を考慮してコーディングすることが必要となります。
参考:CSS2 Specification 11.1.1 Overflow: the ‘overflow’ property(W3C)
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自分はIEからOperaに変更したので結構クリックできないリンクを発見したり(http://retropc.net/)、
チャットの画面更新がブラウザの自動更新と合わなかったり変なIDになったりと、
(http://frybarec.lacmhacarh.gr.jp/)、
いろいろIE独自のページを見せられていたんだなあと思います。
このサイトはちゃんとCATEGORYのリンクが見えるのでIE併用しなくてもよさそう。
コメント by にかぽん — 2005年7月13日 水曜日 @ 0時55分