前回の記事を投稿し終えたあとで、早速仮組みしました。現在 memtest86+ を実行中です。あまってる FDD がないので CD-R に焼きました。バージョンは1.70。
パソコンを組むときは、いきなりケースに組み込んではいけません。起動しないと言った問題が発生した時にすばやく解決するためにも、まずはぎりぎり最低限の環境で動かしてみます。
最低限の環境とは、起動して BIOS の設定が出来るところまでです。つまりは、次のパーツで構成された環境です。
- マザーボード
- CPU
- CPUクーラー
- メモリ(単体)
- 電源ユニット
- ビデオカード(マザーボードに機能がない場合)
- モニタ
- キーボード
これだけあれば起動させることが出来ます。OS のインストールはまだしないので、HDD などのドライブは不要です。起動するためにケースのスイッチとつなげる必要もありません。起動スイッチを差す端子をドライバなどでちょっと通電させれば(間違ったところを通電させた場合の責任はもてませんので、不安な場合はケーブルだけ繋げてください。ケースに固定するのはなしで)起動してくれます。
起動することを確認したら、BIOS 設定画面や POST 画面(起動直後に文字がちょっと出るあれです)で、メモリが認識されているかとか CPU 温度がやたらに高くないかなどを確認します。どこで見たらいいかは、マザーボードのマニュアルを見てください。
使用するメモリが複数ある場合は1枚ずつチェックします。すべて大丈夫だったら、1枚ずつ足しながら同じように確認します。トラブルが発生したら、直前に足したメモリが怪しいです。それは飛ばして、ほかのを足してみましょう。
すべてのメモリを足しても無事ならちょっと一息。memtest の準備をします。
memtest とは、メモリのチェックをするためのツールのことです。正式には memtest86、またはその拡張版の memtest86+ といいます。メモリの負荷テストを兼ねて、これを長時間実行し続けます。数回繰り返してもエラーが出ないことを確認するか、可能であれば一晩中繰り返します。
memtest の細かい説明はインターネット上にたくさんありますので省略します。
と言うわけで、現在はここまでやりました。必要最低限の環境に DVD ドライブが追加された状態です。ベンチチェスとにマザーボードを置き(下にマザーボードの箱を置いています)、その横にサイドカバーをはずしたPCケース。その上にDVD ドライブというむき出しもいいところな状況で稼動中です。
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