Google Crisis Response(Google)
災害に関する情報源や、行方不明者情報の収集と検索を行う『パーソンファインダー』を初めとするツールの提供が行われています。

2005年7月6日 水曜日

クラシックから BOINC へ

Filed under: コンピューター
時間:1時42分
投稿者:よしとも
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 SETI@home というプロジェクトがあります。SETI は Search for Extraterrestrial Intelligence(地球外知的生命体探査)を略したもので、これのサブプロジェクトの1つが SETI@home です。これは、電波望遠鏡で受信した電波を世界中のコンピューター(パソコンオンリーではない)で解析し、人工的な電波を探そうと言うものです。
 比較的手軽に始められるということもあり、私は1999年から参加しています。約、18,000時間を費やしてきました(費やすと言っても、私自身はパソコンの処理能力を提供しただけですが)。

 その SETI@home ですが、去年新たな段階に進んでいたことが判明しました。
 それまでは専用のクライアントソフトでしたが、似たようなクライアントソフトの共通プラットフォームとなる BOINC をベースとするものになりました。複数プロジェクトに参加している方には、まとめて管理できるので便利でしょう。BOINC 用のプラグインも共通で使えるようです。
 処理能力をどれくらい提供するか設定することも出来ますから、参加のための敷居はさらに下がったと言えるでしょう。更なる参加者の増えることを祈ります。

参考:
SETI@home
地球外知的生命体探査Wikipedia
新しい,改良された SETI@home が分散コンピューティング ネットワークのバックボーンを形成するだろう 日本惑星協会
BONIC
所属チーム『Frybarec Gloer Gor Bari』

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