まだ読んでいないままの小説が積み上がっているのに、誘惑に負けて読み始めてしまいました。小川一水氏による、全10巻となる長編シリーズの1巻です。
舞台は西暦2803年。入植から300年目を迎えようとしている、殖民星メニー・メニー・シープ。入植時のトラブルによって技術の多くを失いつつも、なんとか日々の営みを続けてきた世界。
雰囲気は氏の作品の中では『復活の地』が近いでしょうか。とは言いつつも、出来ることは何でも入れて行こうというコンセプトなので、さまざまな面を見せてくれるに違いありません。非常に長く楽しめそうです。