雨の多い季節になりました。降るか降らないかわからないことも多く、傘を持って歩いている人をよく見かけます。
気になるのが、その傘の持ち方。(折りたたみ傘を除く)
水平の場合
まず、傘の中ほどを握って水平にして持っている人。非常に危ないです。
大型のものともなると結構長くて、80センチというものも。そんな長いものを水平にして持つべきではありません。あまつさえ、それを前後に振っている人もいるのです。後ろの人を突いてしまわないかと、見ていて不安になります。
さらに言えば、子供の目をついてしまう可能性も。
歩きタバコの危険性の1つとして子供の目線と同じ高さというのがありますが、同じ高さで持っているのですから、傘にも同じことが言えます。当たり所が悪ければ失明してしまうでしょうね。
垂直の場合
傘の上部を持ってぶら下げる持ち方。
水平にするよりは安全ですが、振り子のように前後に振るのはやめてほしいものです。後ろの人にぶつかる可能性は十分あります。脛に当たったら、さぞ痛いことでしょう。
理想的な持ち方
最後に、私が思う理想的な持ち方。
まず、垂直に持つこと。それだけでも自分を中心とした影響範囲が狭くなります。
それから大きく揺らさないこと。地面に対して垂直な状態を維持するように意識します。少なくとも自分の歩幅と同じかそれ以下に収めます。杖のようにつくのもいいかもしれません。自然と揺れ幅を小さくできます。
私の場合は、取っ手をつかんで地面から浮かせた状態を維持する持ち方をしています。
皆さんの持ち方は安全ですか?