インプレスのニュースサイト『INTERNET Watch』によると、画像形式の1つである JPEG で使われる中心的(と思われる)技術の特許を持つ企業が、特許侵害で日本企業を含む31社を訴えたそうです。
『JPEGの特許を主張する米企業が日本企業を含む31社を提訴』
JPEG はかなり広範囲で使われていて、インターネット上の写真のほとんどはこの JEPG 形式であり、デジタルカメラでは JPEG ベースの形式が多く使われています。この訴えが認められた場合、かなりの企業がライセンス契約を結ぶ必要に迫られるでしょう。今回訴えられたとされる31社は、氷山の一角にすらなりません。下手をすると、米UNISYS のように、JPEG 形式が扱えるオンラインソフトの作者にもライセンス契約を迫られる可能性もあります。多くのソフトがサポートをやめてしまったことを考えると、非常に恐ろしいことです。
なお、GIF 形式の圧縮技術である LZW の特許の有効期限は、2004年6月20日(日本国内の場合。アメリカでは、1年早い2003年6月20日)となっています。
参考関連サイト
PNG普及プロジェクト JAPAN
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