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災害に関する情報源や、行方不明者情報の収集と検索を行う『パーソンファインダー』を初めとするツールの提供が行われています。

2012年11月2日 金曜日

Kindleストアの使用感

Filed under: 電子書籍
タグ:, , ,
時間:1時12分
投稿者:よしとも
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Apple が iPad mini と第4世代の iPad を発表した翌日、Amazon.co.jp で Kindle ストアが開始されました。「まもなく」と発表してからずいぶん経ち、某政党の解散時期のごとく詐欺扱いも一部でされていましたが、ついに黒船到着となりました。

いずれ電子書籍への全面移行をすると決めていたので、早速初日からあちこち見て回ることに。初日にはいまいち分類できていなかった小説もジャンル別にもたどれるようになり、数日後には十分実用状態であるという判断を得ました。サービス開始から約1週間経った現在、サンプルをいくつか読み、無料の青空文庫からごん狐を購入しました。

また、気になっていた値段は、期待していたほどではありませんが安くはなっています。すでに利用していたBOOK☆WALKERと比べてみたところでは、数十円から数百円ほどの差です。数百円のはキャンペーン価格で、数十円はおそらく消費税分でしょう。Amazon.co.jp のサーバーは海外にあるため、日本国内向けであっても消費税の対象外になっています。わずかな違いであっても、大量に書籍を購入する人にはありがたいことです。

Kindleストアならではの特徴は、なんと言ってもその手軽さでしょう。商品ページでボタンをクリックするだけで購入できてしまいます。Twitterで検索してみると「手軽すぎて危険!」と言う方もちらほら。

また、専用端末だけでなく、iOS や Android のアプリでも読むことが出来ます。インターネットの利用可能な状態であれば自動的に開いているページまで同期されるので、自宅では大きなサイズのタブレットで読み、外出先ではハンディーサイズのタブレットやスマートフォンで続きを読み、帰宅したら再び大きなタブレットで続きを読むと言うことも可能です。国内ではまだですが、そのうちにウェブ版やパソコン版のKindleも使えるようになるでしょう。BOOK☆WALKERのアプリも近いことは出来ますが、ページの同期は現時点では出来ません。

もう1つの特徴として、サンプルの長さを挙げたいと思います。Kindleストアでもサンプルが用意されていて、購入ページではなく実際に端末で確認する形式。サンプルと聞くと冒頭の数ページくらいだろうと思いきや、思ったよりも長く読むことが出来ました。小説「光圀伝 電子特別版 (上)」では、iPhone4上のアプリ換算で約80ページ(「天ノ章(一)」の最後まで)です。私の場合は1章目で購入を決めることが多いので、この長さは非常にありがたいです。

最後にKindleアプリについて。

前述したように、Kindleストアで購入した書籍を読むには、現時点ではタブレットかスマートフォンが必要です。アプリの使い勝手が大きく影響します。

機能としては Android のアプリのほうが上です。フォントサイズ・余白・行間・画面色・明るさを変更することが出来、購入もアプリ内から行えます。
ただ、使用しているタブレット(マウスコンピューターの LuvPad D701)固有の可能性もありますが、行間・画面色・明るさを変更した場合に書籍表示中は暗転してしまう現象を確認しています。アイコンのあるあたりをタップをすると書籍一覧に戻ることが出来ますが、書籍を開けば再び暗転状態に。ログアウト(端末の登録解除)をすると直るようです。それでも直らない場合は、Androidの設定でKindleアプリのデータを削除します。購入した書籍のデータはタブレット上からは消えますが、再度ダウンロードすれば読めます。

iOS のアプリは、Apple による制限のため直接購入することが出来ません。読書専用です。購入する場合はSafariなどのブラウザから行うしかありません。また、余白と行間の設定が出来ません。もしかしたら、そのうち項目が追加されるのかもしれませんが。

私の希望としては、Kindle Paperwhite を使いたいと思っています。

軽量・省電力・低価格という条件を満たしています。唯一気になるのは E-ink 特有の反転ですが、これは実物を触ってみるまでは何とも言えません。幸い家電店での販売も予定されているようですから、そのときを待ちたいと思います。現在は予約受付中で、発売開始は今月19日です。

最後に、BOOK☆WALKERのフォローを1つ。

Kindleストアよりも少しだけ高いですが、怒涛のキャッシュバックキャンペーンを行っているので、うまくすればかなり安く購入できます。キャッシュバックは専用となるWebMoneyで支払われますので、購入したい書籍が大量に扱われている方にはお勧めです。

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2010年7月11日 日曜日

Amazon.co.jp が書籍でポイント還元開始

Filed under: 書籍
タグ:, , ,
時間:14時59分
投稿者:よしとも
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日本では、書籍の値段が全国どこでも固定です。これは再販制度のためで、衣類や家電のような、特売キャンペーンは存在しません。安くなるのは再販制度の影響がない古本のみで、早く読みたい場合やきれいなものがほしい場合には対象外になります。

私の場合は金券ショップで図書カードを買ってきて、それを使って購入するようにしています。先日は5,000円のが4,900円でした。割合としてはわずか2%ですが、やらないよりはいいかということで続けています。

ここまでは前置き。タイトルですでにわかっていると思いますが、Amazon.co.jp(以降、アマゾンと表記します) が特定の書籍に対してポイント還元キャンペーンをやっています。ポイントは価格の10%。図書カードよりも5倍お得ということで、本の虫としては見逃せません。

キャンペーンの内容はと言うと、本・コミック・雑誌のベストセラーおよび「ほしい物リスト」に登録された中から、100タイトル以上を対象として価格の10%をポイント還元すると言うもの。

対象商品は平日の正午に毎日更新されるため、チェックを頻繁にすることをお勧めします。商品によっては次回の更新時にキャンペーンの対象外になってしまうこともあるため、場合によっては何度も注文することになるでしょう。この点については煩雑でちょっと面倒ですね。送料無料キャンペーンが同時に行われているので、1冊からでも損にならないのはありがたいです。明日買いに行こうと思ってた文庫本が対象になっていたので、早速注文することに。

「ほしい物リスト」の登録も選定の条件であるため、欲しいけどまだ購入していないものがあれば登録しましょう。今はまだキャンペーン対象になっていなくても、たくさんの人が登録することで対象になる可能性があります。私も初めてこのサービスを利用しました。

最後にうがった見方を。

このキャンペーンの目的としては2つあると思っています。
1つは、「ほしい物リスト」の利用率アップ。欲しいけど購入していない商品の情報は、アマゾンにとって需要を知るための情報源となります。利用者の好みを知るための情報であり、もっと充実させたいのではないでしょうか。今はたまに変なものをお勧めされることがありますが、情報の充実によって精度が高くなるかもしれません。利用者には本当に好みに合ったものがお勧めされ、アマゾンも購入してもらえる可能性の高いものを提示できます。

もう1つは、単に売り上げアップ。10%は額としては結構なものですが、その分たくさん売れればペイできます。隠れた人気商品の掘り起こしも出来ますので、在庫切れによる機会損失の回避にも繋がるのではないでしょうか。

企業であるからには、儲けを出さなくてはなりません。キャンペーンは最終的に儲けに繋がると思うからやるのです。我々消費者も、どうせならキャンペーンで得をさせてもらいましょう。

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