Windows には、Windows Update と言う機能があります。セキュリティーホールの修正パッチが公開されると、盛んに活躍します。大きなセキュリティーホールの場合は、一般向けの新聞やニュースなどでその名前を目にすることもあります。
さて、Windows Update の各項目には、それがどんなものなのかをポップアップウインドウで表示するものが多くあります。たとえば、.NET Framework の場合は次のようなものになります。
そして、こちらは HightMAT というデータ形式に対応するパッチの場合。
この2つのウインドウで、どちらが見やすいでしょうか。おそらく、前者の方だと思います。前者のウインドウでは、上下にスクロールするだけで済みますが、後者の場合は左右へもスクロールしないと説明を読むことが出来ません。
実は、前者の表示が基本になっていて、ウインドウサイズもそれに合わせたものになっています。後者のものは、マイクロソフトのウェブサイト上で公開されている、サポート情報ページの1つを表示しています。Windows Update とは直接関係のあるページではないため、もっと大きなウインドウサイズを前提とした作りになっているのです。いつの間にか、このような使いまわし的なものが増えてしまいました。ウインドウサイズを変えるか、専用の解説をきちんと用意するか。どちらかの対策をしてほしいものです。
なお、このウインドウはサイズを変えることは可能です。