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2007年1月28日 日曜日

FreeBSDアップグレードでDNSが行方不明に

Filed under: FreeBSD
時間:22時58分
投稿者:よしとも
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 予定より1週間遅れましたが、ローカルサーバーの FreeBSD を 5.4 から 6.2 にバイナリアップグレードしました。イメージファイルをダウンロードして CD-R に焼いて起動させて実行。何の問題もなく終了。

 そのはずでした。

 念のためチェックしていると、ウェブサーバーが応答しないことが判明。Webmin で確認してみると Apache が起動していません。手動で起動させてみると、今度は名前の解決ができないとかでエラー。名前の解決を手動で試みるも、やはりエラー。
 DNS サーバーの BIND を調べてみると、起動していますが設定ファイルが書き換えられています。不安を感じながらも手作業で修復。でもエラー。

 散々調べた結果、問い合わせ先がローカル IP アドレスだとサーバーを見つけられないようです。localhost にしてやるとグローバルサーバーのドメインも含めて名前解決できます。まったく持って謎です。

 現在はプロバイダの DNS を参照することで何とかなっていますが、ローカルマシンの名前解決ができないので不便です。原因に思い当たる方いらっしゃいましたらお助けください。

dig コマンドによる問い合わせ

  1. # dig @localhost example.com
  2.  
  3. ; < <>> DiG 9.3.3 < <>> @localhost example.com
  4. ; (2 servers found)
  5. ;; global options:  printcmd
  6. ;; Got answer:
  7. ;; ->>HEADER< <- opcode: QUERY, status: NOERROR, id: 31756
  8. ;; flags: qr rd ra; QUERY: 1, ANSWER: 1, AUTHORITY: 2, ADDITIONAL: 2
  9.  
  10. ;; QUESTION SECTION:
  11. ;example.com.                   IN      A
  12.  
  13. ;; ANSWER SECTION:
  14. example.com.            172800  IN      A       192.0.34.166
  15.  
  16. ;; AUTHORITY SECTION:
  17. example.com.            21600   IN      NS      a.iana-servers.net.
  18. example.com.            21600   IN      NS      b.iana-servers.net.
  19.  
  20. ;; ADDITIONAL SECTION:
  21. a.iana-servers.net.     172800  IN      A       192.0.34.43
  22. b.iana-servers.net.     172800  IN      A       193.0.0.236
  23.  
  24. ;; Query time: 1075 msec
  25. ;; SERVER: 127.0.0.1#53(127.0.0.1)
  26. ;; WHEN: Sun Jan 28 17:09:25 2007
  27. ;; MSG SIZE  rcvd: 125
  28.  
  29. # dig @192.168.0.1 example.com
  30.  
  31. ; <<>> DiG 9.3.3 < <>> @192.168.0.1 example.com
  32. ; (1 server found)
  33. ;; global options:  printcmd
  34. ;; connection timed out; no servers could be reached

2007年1月29日 追記

 /var/log/message を見てみると、次のようなエラーが出てました。

  1. Jan 29 06:08:29 server named[668]: could not listen on UDP socket: permission denied
  2. Jan 29 06:08:29 server named[668]: creating IPv4 interface fxp0 failed; interface ignored
  3. Jan 29 06:08:29 server named[668]: could not listen on UDP socket: permission denied
  4. Jan 29 06:08:29 server named[668]: creating IPv4 interface fxp0 failed; interface ignored

 エラーメッセージを見つけたらインターネット検索が最近のお約束です。早速 Google 様に伺うことに。1時間ごとに同様のエラーが出るというブログ記事を発見。

 次のようにあったので、早速実行。

BIND9を再起動すると解消するが、BIND9はHUPシグナルを受け取らないため、「kill -HUP pid」ではなくrndcを使うか、一度終了させてから再度起動させないとうまくいかない。

 うまく名前解決できました。一歩前進です。

 また、次のような情報もありました。こちらはすでにやっているので違うかもしれませんが、有用に思えたので書いておきます。

 options セクションに、次のコードを追加することでリクエストを受け付けてくれるようになるとのことです。自分自身への問い合わせのため、127.0.0.1 は必須です。

  1. listen-on { 172.16.1.16 ; 127.0.0.1 ; } ;

 また、調査してなくてよくわかっていないのですが、interface-interval というオプションの値を0にするといいらしいです。

googleして、named.confに以下を追加

options {
interface-interval 0;
};

 このオプションについては、またあとで調べてみようと思います。

2007年2月1日 追記

 listen-on で、LAN の IP アドレスを追加することで解決しました。このサブセクションに記述された IP アドレス宛の要求を処理するとのこと。
 interface-interval は、ネットワークインターフェースのチェックをする間隔だそうです。増減することはまずないので0にしておきました。

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Wホワイト併用の分かれ目

Filed under: 携帯電話
時間:3時59分
投稿者:よしとも
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 今月の25日にホワイトプラン専用のオプションである『Wホワイト』がソフトバンクより発表されました。その内容は、通常30秒で21円の通話料金が半分の10.5円になるというものです。

 Wホワイトを併用するかどうかは、無料でない通話時間が1ヶ月にどれくらいあるかです。そこで、境目がどこにあるかシミュレートしてみました。

Wホワイトシミュレート

 左から順に、1ヶ月の通話時間、ホワイトプラン単体の通話料金、Wホワイトを併用したときの通話料金にWホワイトの料金を足したもの、単体の金額から併用した場合の金額を引いた差額です。通話時間が46.5分までは差額がマイナスになっていますが、47分からはプラスとなり、Wホワイトを併用することで通話料金を抑えられることがわかります。

 というわけで、併用の決め手となる通話時間は47分でした。

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