Seagate のほとんどの現行 HDD で、ファームウェアにバグがあることが発表されています。
該当するのは、次の3つのシリーズ。
- Barracuda 7200.11 シリーズ
- Barracuda ES.2 SATA シリーズ
- DiamondMax 22 シリーズ
ローカルサーバーに使っていることを思い出して確認してみると、見事該当してしまいました。朝から並んで、格安で購入したものだったのですが・・・。
ローカルサーバーの OS は Windows ではなく FreeBSD なので、Seagate が配布しているツール(Drive Detect)は使用できません。次のコマンドを実行することで、必要な情報が得られます。
- atacontrol cap デバイス名
このコマンドでは、モデル名だけでなくファームウェアのバージョンやシリアルナンバーなども見ることができます。これらの情報を元に、自分の持っている HDD が該当するかどうかを知ることができます。
運悪く該当してしまって、運良く(?)対応するファームウェアが公開されている場合は、アップデートすることで問題が解消するかもしれません。ただ、即席であるためか、アップデートしたことで悪化したと言う話もいくつか上がっているので注意が必要です。
なお、GIGAZINEの編集部では実際に該当する HDD がアクセス不能となり記事にしています。少し古い情報で現在とは状況が多少違ってしまっていますが、参考情報として役に立ちそうです。
- Seagate製ハードディスクのファームウェアに致命的な不具合、起動不能・アクセス不能になることが判明
- GIGAZINE編集部のSeagate製ハードディスク「Barracuda 7200.11」がついにアクセス不能に
幸い、問題の HDD を使用しているローカルサーバーはまだ本格稼動していないため、私はしばらく様子を見ることにしました。起動するときにこの現象が起きると言う話もあるので、起動したままにしておこうと思います。