3年ほど前に、こんな記事を書きました。
- 斜線付きと中点付き(雑念ベース)
数字の0のフォントについての記事で、アルファベットのOと区別をつけるために斜線をつけているというところから始まり、最後に斜線ではなく中点を使ったものを見た記憶があるというところで終わっています。
中点付きの0についてはその後も謎のままだったのですが、昨日ついに解決しました。
きっかけとなったのは、ウィキペディアの0に関する項目。この項目に、0とOの区別についての項があります。
- 数字の 0 と文字の O との区別(ウィキペディア)
この項によると、IBM 3270 というコンピューターターミナル表示装置サブシステムで、中点つきの0が使用されていたとのことです。IE4 と共にインストールされ、マイクロソフトが以前配布していた Andale Mono というフォントにもこのデザインは引き継がれていたそうです。
残念ながら配布は終了してしまったためにそのものを見ることは出来ませんが、ウィキペディアで表示サンプルを見ることが出来ました。
- Andale Mono sample.svg(ウィキペディア)
一番下の中央やや右あたりに0があります。まさしくこれです。
やっとすっきりしました。