前回から20日も経ってしまいましたが、ドメイン取得レポートの4回目です。予定通り、VALUE-DOMAIN での実際の取得について書きます。例として、example.org (予約されているので実際の取得はできません)を取得するとします
文章中にはリンクテキストや特定のページへのリンクが含まれますが、執筆時のものです。あなたがご覧になっているときには変更されている可能性があることをご了承ください。
ユーザー登録
まずは、ユーザー登録が必要です。無料サービスの XREA の登録とは別になりますので、XREA のユーザーであっても改めてユーザー登録が必要です。
ページ上部メニューの左から3番目の「ユーザー登録」というリンクから、ユーザー登録フォームのページにいけます。また、同じページへのリンクはトップページ下にもあります。「今すぐ利用する」のすぐ下です。
フォームは2つに分かれています。上は VALUE-DOMAIN へのユーザー登録、下は連絡先の情報となっています。
ユーザー名と連絡先の情報は、後からでも変更できます。また、このフォームで入力した情報は外部に公開されません。VALUE-DOMAIN は海外レジストラの代理店ですが、登録情報を扱うのは VALUE-DOMAIN 自身とのことです。
ドメインに関する情報のデータベースである whois に登録する情報は、ドメイン取得時に改めて入力を促されます。ユーザー登録時の情報をそのまま使うことも可能ですが、変更したり VALUE-DOMAIN に代行してもらうこともできます。代行に関しては、後ほど詳しく解説します。
登録が終わると、「VALUE DOMAIN ユーザー登録完了のお知らせ」というタイトルでメールが届きます。ノートンアンチスパムは、このメールをスパムと判断してしまいました。メールソフトで削除する設定にしている方はご注意ください。
メールには、ユーザー名とパスワード、ログインページのアドレスなどが記載されています。重要なメールですので、大切にしてください。
ドメイン取得
ログイン
メールを受信したら、早速ログインしてみましょう。メールにあったログイン名とパスワードを入力し、「ログイン」というボタンをクリックします。ログインすると、ユーザーコントロールパネルに切り替わります。ユーザー名も表示されていると思います。
なお、ログアウトしなければ再度 VALUE-DOMAIN のページを表示したときもログインしている状態であると扱われます。パソコンを同じアカウントで複数の人が使う場合は、最後に必ずログアウトしてください。ページ上メニューの一番右にあります。
ドメイン空き状況の確認と支払い
ドメインの取得は、上から3番目のブロックの「ドメイン操作」のメニューから行います。取得ページへのリンクテキストは「新規ドメインの取得」です。リンク先のページは、空きドメインの検索フォームになっています。1行テキストフォームに希望のドメインを入力し、国ドメインのチェックボックスをオンにします。「空きドメインかチェック」というボタンをクリックすると、数秒後に結果が表示されます。チェックボックスをオンにした国ドメイン全てに対して調査結果が表示され、登録されていないドメインの場合は「取得するにはここをクリックして下さい」というリンクも表示されます。
リンク先のページは3つに分かれています。上から、登録ドメインと金額・ユーザー情報・メールアドレスなどの情報、whois に登録する情報、whois 情報の代行選択となっています。
どれも重要ですが、最も重要なのは whois 関係でしょう。whois 情報は世界中に公開されるため、うっかりすると個人情報を書いた紙をばら撒くより危険なことになります。公開を拒否することはできませんが、VALUE-DOMAIN に代行してもらうことができます。ただし、この段階ではメールアドレスの代理ができません。スパムは絶対困るというアドレスは避けたほうがいいでしょう。代行してもらうには、「名義を代理公開する」のリンクをクリックします。クリックすると、フォームの内容が変更されます。
もう1つ大切なのは、ドメインの金額です。.org の場合は、1年間で990円(9ドル)です。実はこのままドメイン取得に進むことはできません。VALUE-DOMAIN の場合は先に支払いが必要です。銀行振り込みなどもできますが、クレジットカードが手軽でお勧めです。支払いは、コントロールパネルの「支払い操作」から行います。上から5番目です。金額を選択するか1行テキストフォームに入力してボタンをクリックです。とりあえず最低限必要な額だけ(この場合は990円)払えばいいでしょう。支払いが終わると、「ドメイン・ウェブサービス料金の領収明細書」というメールが届きます。このメールも大切にしてください。
支払いが終わったら、改めて新規ドメインの取得を行います。ちょっと面倒ですが仕方がありません。
取得作業は、できるだけ急いで行うことをお勧めします。のんびりしている間に他の人が取得してしまうことがありえるからです。
国ドメインがすでに決まっている場合は、トップページで金額の確認ができます。先に必要金額を支払っておくと、無駄がありませんし楽です。
ドメインを取得し終わると、「VALUE DOMAIN ドメイン登録完了のお知らせ」というメールが届きます。このメールには、取得したドメイン・取得に使用したユーザーID・取得費用・支払ったお金の残額などが記載されています。このメールも大切にしておいたほうがいいでしょう。
なお、取得したドメインはすぐに使えるわけではありません。.com などは比較的早く有効になりますが、.jp は最短で15分ほどかかります(最近早くなりました)。48時間ほど見たほうがいいようです。
whois 情報の変更
ドメインを取得すると、コントロールパネルから whois 情報の変更ができます。「ドメイン操作」の「WHOIS登録情報の変更」から行います。
リンク先ページには、取得したドメインがリスト表示されます。ラジオボタンで選択してボタンをクリックするか、ドメインのリンクをクリックします。情報を入力するフォームが表示されます。
一番下の「名義を代理公開する」では、ドメイン取得時と同じように名義代行操作が可能です。ドメイン取得時にはメールアドレスだけは代行してもらえませんでしたが、ここでは全てを代行してもらうことが可能になっています。スパムが嫌な場合は、感謝しつつ早めにリンクをクリックしましょう。すぐ下のボタンをクリックすることで実行されます。反映にはしばらく時間がかかり、.org では長くても2時間で反映されたようです。
まとめと予告
これでドメインを取得することができました。ただ、取得しただけでは990円をどぶに捨てたようなものです。しっかりと活用したいものです。
次回は、ドメインをサーバーに割り当てるやり方を解説したいと思います。サーバーは XREA を例とします。