Google Crisis Response(Google)
災害に関する情報源や、行方不明者情報の収集と検索を行う『パーソンファインダー』を初めとするツールの提供が行われています。

2006年4月2日 日曜日

ドメイン取得レポート(3) ドメイン取得の流れ

Filed under: インターネット
時間:18時48分
投稿者:よしとも
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 3回目は、一般的な取得までの流れです。やっと本題に近づいてきました。

取得を依頼するサービスを選択

 ドメインの管理をしているのは、株式会社日本レジストリサービスなどのレジストリと呼ばれる組織です。そして、実際の取得を依頼するのは窓口となるレジストラや、さらにレジストラに依頼を代行する組織です。
 レジストラはたくさん存在しますし、代行をする組織はさらに多く存在します。その中からどこにするかを決めなければなりません。迷ったときは有名どころにすればいいでしょう。
 お名前.comムームードメインが定番ではないでしょうか。私が取得を依頼した VALUE-DOMAIN も検索では上位に表示されます。

取得可能か確認

 第1回で書いたように、ドメインは唯一無二のものです。ですから、すでに他の人が取得しているのと同じドメインは取得できません。そのため、まずは希望のドメインがまだ誰も取得していないか確認することが必要です。1分間でも状況が変わることがありますので、確認は依頼する直前に行うのがいいでしょう。
 私が知る限りでは、レジストラサービス会社(レジストラと依頼代行をまとめて、以降このように表記します)は空いていることを確認することが、申し込みの流れのスタートになっています。

取得申し込み

 ドメインがまだ誰も取得していないことが確認できたら、早めに申し込みをします。安心して出かけたりすると、帰ってきたら先を越されてたということもありえるのです。ドメイン取得は早い者勝ちです。

 申し込みはレジストラサービス会社のウェブサイト上で行えるはずです。書類が必要なところは私は知りません。
 ユーザー登録などをして、ドメイン取得を依頼します。途中でユーザー情報を入力するところがあると思いますが、ドメインの登録情報として公開されるものかもしれません。ユーザーの名前や住所電話番号などは、whois というデーターベースに登録され、誰でもそれを参照することが可能です。レジストラサービス会社の情報を代わりに登録することが可能な場合がありますので、不安であればそちらをお勧めします。

支払い

 ドメインの取得は有料が普通です。そのため、申し込みと同時に(先に支払いが必要なこともあります)支払いが必要になります。振込みは時間がかかるので、不安でなければクレジットカード払いがお勧めです。審査が通れば、すぐに作業を続行可能です。

取得

 支払いが終わったら、実際の取得に入ります。whois に登録する情報の入力(ユーザー登録時に済ませてあれば入力済みかもしれません)などを行う以外は特に難しいことはないでしょう。

ドメインを使う

 取得したドメインは、そのままでは使うことができません。サーバーに割り当てる作業が必要です。割り当てた情報が浸透して初めてアクセスすることができるのです。

次回予告

 次回は、いよいよ VALUE-DOMAIN での取得の解説に入ります。

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Amazon.co.jp のお勧めリストが Ajax に?

Filed under: インターネット
時間:18時29分
投稿者:よしとも
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 Amazon.co.jp には、登録しているユーザーの好みに合いそうなものをリストアップするお勧めリストというものがあります。「お勧め商品があります」というあれです。

 そのお勧めリストですが、先ほど覗いたらインターフェースが変更されていました。

 今までは評価するためにはリロードが必要でしたが、同じ画面で可能になったようです。「興味がない」なども含めて、評価すると「評価する」となっている部分が「保存しました」に変わります。ブラウザのステータスバーでアクセスしていることがわかるので、いわゆる Ajax を導入したのかもしれません。

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2006年4月1日 土曜日

Yahoo! JAPAN が10周年

Filed under: インターネット
時間:17時35分
投稿者:よしとも
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 Yahoo! JAPAN が、本日4月1日の15時20分で10周年を迎えたそうです。

 10周年を記念する特集コンテンツも作られていて、『Yahoo! JAPAN 10年間の軌跡』というコーナーでは、ページビューの変化やロゴギャラリーを見ることもできます。

 個人的に興味を引かれたのは、各周年記念ページで見ることができる年表。
 Yahoo! JAPAN のサービス開始したころは、まだインターネットが今ほど一般的ではない時期です。Windows95 日本語版が発売開始したのが、1995年11月23日午前0時。やっと一般の人がインターネットを利用できるようになりはじめてから約5ヶ月。日本のインターネット普及の黎明期です。

 年表を見ていくと、Yahoo! JAPAN の歴史はインターネットの歴史でもあると言えることがわかります。
 ディレクトリ型検索サイトからロボット型検索サイトへの変化。検索専門からポータルサイトへの変化。アナログモデムによる通信からブロードバンドへの変化。専門家のものだったインターネットが一般的なものになる変化。同じくらいインターネットに触れてきた私にとっては、非常に懐かしい出来事もたくさんあります。

 千里眼のような個人運営の検索サイトしかなかった日本に、初の商用検索サービスを Yahoo! JAPAN は持ち込みました。そして、10年間の間に大きな影響力を持つ存在となっています。
 次の10年後、インターネットはどのようになっているでしょうか。そして、Yahoo! JAPAN を初めとするポータルサイトはどのような変化を遂げているか。そのとき自分がどのような生活をしてるかも予想がつきませんが、10年間を知るものの1人として見届けてみたいものです。

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2006年3月27日 月曜日

ドメイン取得レポート(2) ドメインでのアクセス

Filed under: インターネット
時間:0時16分
投稿者:よしとも
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 第2回です。第1回をまだの方はそちらもどうぞ

 さて、第2回目はドメインでアクセスする場合の流れについてです。
 第1回目では、覚えにくい IP アドレスの代わりにドメインが使われると説明しました。では、その対応はどこで管理されているのでしょうか。

 対応の管理は、DNS(Domain Name System)という仕組みを使います。これを扱うサーバーが DNS サーバーです。
 DNS サーバーは、それぞれドメインの階層ごとに担当が決まっています。国ドメインを管理するサーバーもあれば、サブドメインを管理するサーバーもあります。そして、担当でない階層については基本的に知りません。

IP アドレスを知る

 ドメインから IP アドレスを知るには、何段階もある手続きを必要とします。手間はかかりますが、シンプルな仕組みになっています。
 ここでは、example.ne.jp に所属するコンピューターが、www.example.co.uk のIP アドレスを知るための手続きを解説します。ちなみに、uk はイギリスの国ドメインです。

問い合わせ開始

 まず、コンピューターは自分が所属している階層を受け持つ DNS サーバーに www.example.co.uk のIP アドレスを問い合わせます。ここでは、dns.example.ne.jp とします。どのサーバーに問い合わせればいいかは、コンピュータのOSが知っています。Windows のようなパソコン用の OS でもこれは同じです。

問い合わせのリレー

 問い合わせを受けた dns.example.ne.jp は、知っていれば返答をします。知らない場合は、最上位階層を担当するルートネームサーバーと呼ばれる DNS サーバーに、どこに訊けばいいかを問い合わせます。
 現在、ルートネームサーバーは13箇所あり、その中のどれかに問い合わせることになります。ルートネームサーバーの情報は、それぞれの DNS サーバーが持っています。それを参照することで、全てのルートネームサーバーのドメインと IP アドレスを知ることができます。

 問い合わせを受けたルートネームサーバーは、www.example.co.uk の所属する example.co.uk の上位階層を担当する DNS サーバーの情報を教えます。ここでは、co.uk を担当する DNS サーバーの情報を dns.example.ne.jp に教えます。とりあえず、a.dns.co.uk としましょう。
 a.dns.co.uk が知ってるらしいという情報を得たので、早速問い合わせます。すると、dns.example.co.uk が知っていると教えられます。そして、今度こそ目的の情報を教えてもらうことができ、それを最初に問い合わせをしたコンピューターに教えます。

 このように、ドメインから IP アドレスを知るまでは、リレーのように手続きを繰り返すことになります。

キャッシュ

 1度問い合わせがあったドメインの IP アドレスは、しばらくキャッシュとして保持されます。これによって、頻繁にアクセスされるドメインは即返事が得られるようになります。

 キャッシュは非常にありがたいものですが、ドメイン情報の変更をリアルタイムに知ることができないというデメリットがあります。
 DNS サーバーの保持する情報の中には、ドメインと IP アドレスの対応情報がいつまで有効なのかという情報も含まれています。この期間が長すぎると、変更したことがいつまでたっても伝わらないということが起きます。早い場合は数十分で反映されますが、長い場合は数週間から1ヶ月ほどかかることもあります。そのため、新しく取ったドメインでアクセスできなかったり、違うサーバーにアクセスしてしまうという現象が起こります。

 この現象は、ネットワーク管理者にとっては悩みどころです。確実にアクセスさせたい場合は、1つの IP アドレスに旧ドメインと新ドメインを同時に割り当てるなどの工夫が必要になります。また、旧ドメイン側で早めに告知をすることも必要でしょう。初めてドメインを取得する場合は、告知をしばらく我慢することをお勧めします。

次回予告

 私も勉強中なので怪しいところもありましたが、ドメインでアクセスするまでの流れを説明しました。

 DNS サーバーについてお手軽に勉強したい場合は、インターネットで検索をしてみてください。@IT の記事はお勧めです。DNS サーバーに限らず、いろいろ勉強させてもらっています。

DNSの仕組みと運用 インデックス − @IT

 書籍の場合は読んだことが無いので強く推薦できるものが無いのですが、オライリージャパンのものは仕事で DNS を扱うなら必ず読むべきとまで言われています。出版が2002年と古めであることが残念です。

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 オライリージャパンのに抵抗がある場合のお勧めとしてあげられていたのが、アスキーのものです。出版時期がさらに古いので、新しいものでの補完が必要かもしれません。
 古本屋で見かけたら買ってみようかと思っていますが、この手のものは売れないのか見たことがありません。アマゾンとかのオンライン書店でなら買えそうですが、古本は自分で状態を確認したいので・・・。

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 さて、次回はドメイン取得の一般的な流れです。ドメイン取得とはどういう作業をするのか説明したいと思います。

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2006年3月22日 水曜日

ドメイン取得レポート(1) ドメインとは

Filed under: インターネット
時間:1時10分
投稿者:よしとも
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 ドメイン取得レポートを開始したいと思います。久しぶりのレポート物です。

 1回目の今回は、前知識としてドメインについての解説をしたいと思います。付け焼刃な知識なので、間違いがあれば遠慮なく指摘してください。

ドメインとは何か

 まず、ドメインの定義から入りましょう。

 すでに以前のエントリーで少し書きましたが、www.example.org がドメインです。頭に http:// や ftp:// がついたりしているのを見たことがあるかもしれませんが、それはアドレス(正式には URL 、厳密には URL の場合と URI の場合があります)であって、ドメインではありません。
 ドメインとは、ホストコンピューターに割り当てられた、インターネット上での固有名詞です。同じドメインを持つものは存在しません。そのため、人気のドメインは取り合いになったりします。

ドメインの存在意義

 さて、ドメインは何のためにあるのでしょうか。取り合いになるようなものならなくてもいいのにと思うかもしれません。しかし、それでもドメインは必要なものなのです。

 本来、ホストコンピューターに割り当てられているのはドメインではありません。IP アドレスという32ビットの数値が割り当てられています。コンピューターは2進数として扱うわけですが、人間にはわかりにくいので8ビットごとに10進数に変換してドットで区切って扱います。例えば 192.0.34.166 のようになります。
 2進数表現に比べたら遥かにわかりやすいのですが、40億通り以上の組み合わせが可能なので覚えようがありません。そこで、割り当てられた IP アドレスにドメインを対応させることで覚えやすくするのです。192.0.34.166 は覚えていられなくても、www.example.org なら可能でしょう。

ドメインの構造

 ドメインは階層行動になっています。www.example.co.jp を例に説明します。

 まず、ドメインは右が階層の上になります。この例では jp から始まり、その下が co 、その下が example、一番下が www です。通常は省略しますが、jp の上にルートドメインがあります。表記する場合はドットを使い、この例でルートを省略しない場合は www.example.co.jp. となります。
 それでは、各階層の説明をします。

ルートドメイン

 先ほども書きましたように、ルートドメインはドメイン階層のもっとも上になります。ツリー構造用語で言う「根(ルート)」に当たります。
 当然1つしかありませんしあって当たり前なので、省略するのが普通です。サーバー管理者でなければ出会うことも少ないでしょう。一般的には存在すら知られていないといえます。

国ドメイン

 第1ドメインとも言います。その名のとおり、国ごとに決められています。日本は jp です。基本的にドメインは国ドメインから始まる(記述準では最後)のですが、インターネット発祥の地であるアメリカ合衆国(以下、USA)では使わないのが一般的です。com ・ org ・ info ・ net などは、国ドメインではありません。一般ドメインと呼ばれ、国に関係なく取得が可能で、現在では USA のドメインという扱いはなくなっているようです。なお、USA の国ドメインは us です。United States ですね。
 日本で見かけるほかの国ドメインとしては、トンガ王国の to、ツバルの tv などがあります。to は転送サービスで、tv はテレビ局で一時期流行りました。

組織ドメイン

 第2ドメインです。組織によって決められています。例外として、com などの組織ドメインが第1階層の場合は推奨であって制限はありません。
 組織ドメインは、企業向けの com と co 、インターネットサービスプロバイダなどネットワーク業者向けの net と ne、研究機関や学校法人向けの ac、政府組織向けの gov と go などがあります。USA の軍組織のみが使える mil や、USA 政府のみの gov のような特殊なものもあります。USA は、ドメインに関しては特殊です。
 組織ドメインについて知っておくと、ある程度そのドメインを使っている組織の目的が類推できます。

 なお、最近始まった汎用JPドメインでは、組織ドメインがありません。次で説明する第3ドメインの次に国ドメインが来ます。

第3ドメイン

 ここから、希望者が決めることができる階層となります。私が取得したドメインでは、yoshitomo が該当します。長く使うことになると思いますので、よく考えて慎重に決めましょう。個性を出す重要な部分です。私の場合は、汎用性を優先して長年使っているハンドルネームを選択しました。
 特定のウェブサイトにだけ使うなら、その名前を使うのもいいでしょう。また、売り出したい商品やサービスの名前も良く使われます。

 使える文字は、半角英数とハイフン(-)です。アルファベットは大文字小文字を区別しません。小文字で申請しても、告知するときに大文字で目立たせることが可能です。
 ここ数年で広まりつつある国際化ドメインであれば、半角英数以外も使うことができます。汎用JPドメインとの組み合わせた物を見かけたことがあるかもしれません。日本語.jp(ブラウザの対応が必要です)が参考になるでしょう。

第4ドメイン

 第3ドメインの下に来ることから、サブドメインとも呼ばれます。多くの場合、対応するサーバーの種類にあわせてあります。ウェブサーバーなら www、FTP サーバーなら ftp、メールサーバーなら smtp や pop3 などといった具合です。このブログを設置してある XREA では、ホストコンピューターの名前が使われているようです。
 別のつけ方としては、商品名やサービス名を使う場合もあります。商品名.企業名.co.jp のような感じです。また、大企業ではグループ名でドメインを取得し、各企業ごとにサブドメインを決めるということもあるでしょう。組織構造をそのままドメインの構造に適用したパターンです。

第5ドメイン

 サブドメインの下にもう1つサブドメインを含むことがあります。XREA もこのパターンで、ユーザー ID が使われています。

次回予告

 大雑把ではありますが、ドメインについて説明しました。私は”ドメインを読む”と勝手に呼んでいるのですが、「あのドメインはこういう意味だな」とわかるようになっていただければ幸いです。

 次回は、ドメイン取得の一般的なパターンと、ドメインでのアクセスについて説明したいと思います。

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2006年3月21日 火曜日

MovableTypeの文字コードの変更方法

Filed under: ブログ
時間:14時17分
投稿者:よしとも
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 MovableType の文字コードを変更する方法の公式解説があったのでメモ。

Six Apart – Movable Type サポート: 運営しているウェブログの文字コードを変更するには?

 MovableType の内部文字コードは UTF-8 になっているそうです。となると、他のコードで表示する場合は変換が必要になり、これが結構サーバーへの負荷になります。

 このブログは現在 EUC-JP になってます。運営を始めたころは Perl(MovableType は Perl で書かれています)の UTF-8 の対応がいまいちだったのが理由ですが、もうそろそろ気にしなくてもよさそうです。方法を知らなかったことや面倒だったこともあり、今までほったらかしになっていました。

 先日書きましたように、独自ドメイン yoshitomo.org を取得しました。最大10個までのサブドメインが使えるので、blog.yoshitomo.org に移すことを計画しています。インストール場所を変更する必要があるので、これを機会に文字コードも変更の予定です。うまくいったらレポート書きます。(その前にドメイン取得のレポートですね・・・)

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2006年3月13日 月曜日

ドメイン取得しました

Filed under: インターネット
時間:19時35分
投稿者:よしとも
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 先ほどドメイン取得してまいりました。 yoshitomo.org です。情報が浸透してアクセスできるようになるまでには、まだしばらくかかりそうです。

 このブログを置いている XREA のサーバーに割り当てるつもりなので、面倒がないように運営会社の同じ VALUE-DOMAIN にしました。990円と少し高くなりましたが、差額の182円は手間賃として十分受け入れられる額です。
 また、現在借りているアカウントは広告が表示されていますが、これを無効にする有料プランがあります。それをレンタル料金として考えた場合、かなりお得であることが判明しました。

  ロリポップ ムームードメイン XREA VALUE-DOMAIN
初期費用 3,150円 0円 0円 0円
年間料金 3,150円 808円 2,400円 990円
初年度料金 7,108円 3,390円
更新年度料金 3,958円 3,390円
容量 200MB   1,000MB  

 お得な分、ユーザーは自力で問題解決することを求められます。「技術力を試したい」とか、「頼ったら面白くない」といった技術者肌の方にはお勧めします。逆に、ドメインは聞いたことあるけど説明できないといった方には、ムームードメインとロリポップのセットがお勧めでしょう。

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ドメインの値段

Filed under: インターネット
時間:15時36分
投稿者:よしとも
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 皆さんドメインってご存知ですか?有名なところだと、 microsoft.com とか amazon.co.jp とかがそうです。最近では、日本語.jp なんてのもありますね。

 このドメインというのは、世界中で唯一無二のものです。同じドメインを複数の人や組織が持つことはできません。いわば、インターネット上の ID のように重要な意味を持ちます。

 インターネットが民間でも利用できるようになったころ(始めは大学や国のレベルでしか使えなかったのです)は、ドメインを持っているのは大きな組織だけでした。そして、その値段も高かったと記憶しています。ざっと調べたところによると、アメリカでの .com ドメインの手数料は50ドル(1995年9月)だったようです。
 恐らく、日本で代行してくれるところはまだなかったでしょう。たとえあったとしても、手数料がさらに上乗せされたことは間違いありません。今日の円相場は1ドル118円91〜93銭だそうなので、そのまま適応したら(適応したら駄目な気もしますが・・・)5,946円です。

 ここ数年で、中小企業でもドメインを持つようになりました。それどころか、その気になれば中学生でも持つことができます。いや、もしかしたら小学生低学年でも・・・・。

 現在私が知る限りで最も安いのは、ムームードメインの808円です。6.79ドルくらいですね。
 恐ろしく安くなったものです。これが1年間ドメインを維持するための費用なのですから驚きます。1ヶ月のお小遣いが100円でもお釣りが来ます。家族に1つずつ、ついでにペットにもあげられます。冗談のようですが冗談ではありません。単体では808円が最安値ですが、レンタルサーバーとセットならもっと安いところもあります。

 0円。

 はい。無料です。サーバーを借りるとドメインがもれなく付いてくるというところもあるのです。もう、行き着くところまで来たという感じがします。
 もしかすると、将来は1人に1つドメインが付くのが現実になるかもしれません。 .com の代わりに使える地域ドメインというものがすでにあって、その下に苗字や名前が入るかも。tarou.yamada.chuouku.tokyo とか。郵便番号も入るかもしれませんね。個人情報の問題があるから、申し込み制になることでしょう。

 1年で808円なら、ためしにとってみようかなという気になってきました。自宅でサーバー運用すれば、メールアカウントも作り放題です。ユーザー登録をするたびに専用アカウントを使えば、スパムが来たときにどこから漏れたかもわかるかも。

 ちょっと本気で検討。

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2006年3月4日 土曜日

PHP で、クラス内関数をコールバック関数に使うには

Filed under: コンピューター
時間:12時38分
投稿者:よしとも
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 覚書です。

 PHP はコールバック関数という概念があります。よく使われるのは、array_map のような関数です。この関数は、配列の各要素にコールバック関数を適用します。

 第一引数にコールバック関数の名前を文字列として入れてやるわけですが、OOP(オブジェクト指向プログラミング)の場合はこの方法が使えません。クラスインスタンスが $obj だとすると、$obj->func() のようにする必要があります。インスタンスも含めた形で名前を渡す方法がずっとわからないままでしたが、先日 Koders というソースコード検索エンジンでやり方を見つけることができました。

 そのやり方ですが、文字列ではなく配列を使います。

array_map( array( $obj, 'func' ), $array);

 PHP4 で動くことを確認しました。

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2006年1月15日 日曜日

Perl と PHP

Filed under: コンピューター
時間:23時20分
投稿者:よしとも
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 ウェブアプリケーションが大量に使われるようになりました。そして、その開発にはさまざまなプログラム言語が使われています。

 企業による開発では、マイクロソフトの ASP やマイクロソフトの Java が人気のようです。また、個人レベルでは Perl が人気です。
 Perl は日本での商業インターネットが始まったころから、掲示板やチャットなどの開発に使われてきました。あまりに使われることが多いためか、CGI = Perl という勘違いも(CGI は通信の仕組みであって、言語は Perl 以外でも可能です)生まれています。

 最近は PHP という言語も人気です。Yahoo! のシステム(の、一部?)は PHP で開発されているとか。
 PHP の総本山のグラフによれば、5年ほど前から使用件数も増え続けています。レンタルホスティングサービスであれば、無料のところでも多くのところで使うことが出来ます。

 さて、Perl と PHP はよく似ています。似たような関数もたくさんありますし、似たような機能も多いです。しかし、似て非なるものといいますか。実際使ってみるとその違いは小さくありません。私は Perl を何年も使ってから PHP を使い始めたのですが、はじめは違いが気持ち悪く感じられました。慣れるまではかなり辛かったです。

 この違いはどこから来るのでしょうか。私は、設計思想の違いからきていると感じています。

 Perl は、必要最低限の機能を持ち、足りなければ工夫次第で補えるようになっています。配列の並べ替えをする sort という組み込み関数がありますが、文字コード順に並べ替えることしか出来ません。他の方法を使いたい場合は、アルゴリズムを記述したユーザー関数やブロックを使うことになります。
 これに対して、PHP には複数の並び替え関数があります。基本的なパターンは組み込み関数で事足りるでしょう。その代わり、独自のアルゴリズムを使う場合はユーザー関数の定義が必須となります。ブロックは使えません。

 この例えが相応しいかどうかわかりませんが、Perl はシンプルな機能を創意工夫で組み合わせて使う UNIX、PHP は便利な機能が満載だけど複雑なことをするときに面倒な Windows ではないでしょうか。
 実際、PHP を使っていると「何でこういうことが出来ないんだよ」と感じることが多々あります。経験不足なだけかもしれませんが、少なくとも Perl であれば実現可能であることが多いのです。

 最新の PHP は 5.x となりました。現在主流の 4.x とはかなり変わったようです。また、Perl も次期バージョンの 6.x の開発が進められています。こちらも劇的な変化があるようです。
 長い歴史を持つ Perl と、新たな人気言語 PHP。どのように変わっていくか楽しみな言語です。

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