WAKWAK が今度メンテナンスをすると言うメールが来ました。Perl を 5.8.2 から 5.8.4 にバージョンアップするんだそうです。
5.8系が入っているだけでも珍しいのに、頻繁に更新を繰り返してくれてます。ありがたいことです。他のレンタルスペースの関係で、5.8 に統一した開発が出来ないのが残念です。動作確認環境は 5.6系のままなのです。
- Google Crisis Response(Google)
- 災害に関する情報源や、行方不明者情報の収集と検索を行う『パーソンファインダー』を初めとするツールの提供が行われています。
2004年5月17日 月曜日
このブログを置いているホスティングサービスの XREA では、アクセスログを解析したものを見ることが出来ます。解析結果には検索キーワードも含まれているのですが、最新のデータを見たら、『Winny』と『Share(仮)』の2つが上位を占め、『閉鎖』もそれなりの数となっていました。
現在進行中の事件であり、新聞などの一般メディアでも知られるようになったわけで。皆さん関心が高いようです。数日前には、逮捕理由が不当であるとして、弁護団も結成されたそうです。
2004年5月16日 日曜日
バンダイブースのレポートです。
なお、写真には人物が写っていますが、肖像権に関しては群集であると判断して、そのまま掲載いたしました。困ると言う方は、匿名で構いませんのでコメントを入れてください。可能な限り早く(おそらく翌日までには出来ると思います)掲載中止、または写真加工をします。
入り口はおなじみのつくりです。右の受付でカタログをもらいました。左には巨大ストライクガンダムが。
- プラモネットニュース ホビーショー特別号
- MGシリーズ・ガンダムDEED・HGUCシリーズ・SDガンダムフォースの情報を掲載。MGリックディアス・MSパーフェクトジオング・SEED ミーティアユニットが広い面積を使っています。
- BANDAI HOBBY PRODUCTS DEPARTMENT MARKETING TEAM1 CATALOGUE
- 主に、新シリーズの HCM Pro をメインとしたカタログです。1/200スケールの完成品です。風の谷のナウシカのリニューアル版や、ヒーローメカコレクションなども掲載されています。
- 起動戦士ガンダムSEED MSV ハンドブック
- ガンダムSEED を扱ったカタログで、昔のバンダイカタログサイズです。MS 開発史・プロモーション映像紹介・メディア展開・キャラクター紹介などが掲載されています。
ブース内に入ると、左側にガンダムSEED 関連です。混んでたのとあまり惹かれなかったので、見ながら通過。
すぐに右に行くと、Zガンダム映画化の告知と、同シリーズの完成品の展示です。ちなみに、百式はメッキではなく塗装になってました。また、パーフェクトジオングの完成品もありました。かなり大きかったです。30センチはあったかと思います。
反対側には、HCM Pro のエリア。ランナー状態で塗装して組み立てられるようです(HCM Pro は完成品です)。小さい子が多少乱暴に扱っても壊れないとか。1575円と、おもちゃにしては高い気もしますが、いろいろと技術投入をした結果なのでしょう。
その隣には、謎のハロパソコンが。よくわからないまま通過。
次はスタートレックシリーズ。NX-01 が出るようです。また、販売されていないものも含む、船体番号ステッカーが置かれていました。
右側は、ガチャピン・猫フィギア・SDガンダムなどなど。左側は、列車・キャラクターフィギア・AKIRAなどなど。
出口右ではボードゲームのバトルコマンダーの体験プレイをやっていて、左側には AKIRA バイク風に改造したものが展示されていました。
2004年5月15日 土曜日
第43回静岡ホビーショーに行ってきました。うっかり忘れてたので、着いたのは午後3時30過ぎ。しかも、予想より30分早く終了と言うことで、90分間移動しっぱなしでした。
まずは案内センター。案内図の入ったカタログが欲しかったのですが、残念ながらなくなってしまったそうです。仕方が無いので、案内板を頭に焼き付けることに。
はじめに行ったのはバンダイブース。メインは『ガンダム SEED』でした。他のブースはほとんど流していたので、詳しいことは別エントリーにします。
ハセガワでは、マクロスと並んで、バーチャロンのテムジンがありました。ポリキャップ(バンダイの登録商標だったかも)を使って稼動部分が多くているとか、モールドの細かさとかを売りにしていました。金型の原型も展示されていました。ほぼそのまま再現されるそうです。
メーカー名を忘れてしまいましたが、2足歩行ロボットのデモンストレーションをやっていました。高さは30センチちょっとでしょうか。自社製サーボモーターを使った特別仕様だそうです。
あらかじめ指定されたプログラムに従って、片足立ち・片足キック・飛行機ポーズ(胴体を水平にして片足立ち)・その場での方向転換などを見ることが出来ました。スタッフの方がなにやら持って操作していましたが、コントローラと言うよりも PDA に近かったです。手のひらにすっぽり収まる大きさで、スタイラスペンを使っていました。
ここまでで残り30分。急いでモデラーズクラブ主催の展示会場(会場となるツインメッセの一部)に移動。これも別エントリーにします。
閉館5分前に会場を出ました。と言っても、まだ終わりではありません。出てすぐのところには、自衛隊の装甲車が2台。写真を撮りながら(写真は別エントリーで)ぐるぐる回っていると、偶然にも来ていた後輩に遭遇。装甲車を前にしゃべっていると、自衛隊の方としゃべっている山田卓司氏を発見。ファンの後輩に送ってやろうと写真をパチリ。最後まで興味深そうに見ていらっしゃいました。
そのまましゃべり続けていると、装甲車を移動させる様子。1台は奥でUターン。もう1台はバックで向きを変え、マクドナルドの露天を掠めるようにしてスロープから道路へ。Uターンしたほうも追いかけるように移動。そのまま東へと走り去っていきました。
2004年5月13日 木曜日
すでにご存知の方も多いと思いますが、ピュアP2P によるファイル共有ソフト Winny の作者が逮捕されたとの報道がありました。容疑は、著作権法違反幇助。つまり、著作権法違反を支援するようなことをした(この場合は、支援ソフトを作った)ということ。
幇助の判断基準によって、最終的な結果が変わってきます。違反行為に使えるからと言う理由の場合、インターネットそのものが幇助と言うことになってしまいます。当然、プロバイダは対象に含まれるでしょうし、有料無料を問わず、ホスティングサービスも対象となります。プロバイダによって多くの人がインターネットに手軽に接続できるようになり、ホスティングサービスによって著作権を侵害するようなファイルがやり取りされるようになりました。また、パソコン向け OS(Windows や MacOS)で使える Web サーバーや FTP サーバーの開発者も対象となるでしょう。FTP サーバーでは、明らかにファイルの交換を目的とした機能を搭載しているものもあるのです。
この場合は、当然ながら Winny が幇助と捕らえられても仕方が無いでしょう。しかし、この基準ではおかしいことは明らかです。「人を殺せる包丁が違反でない」のと同じです。公式サイトには、違法ファイルを扱わないようにとの注意書きがあり、幇助をするようなことが書かれていたわけではありません。支援サイトにあった作者の発言一覧でも、それらしいものは見かけませんでした(ずっと追いかけていたわけではないので、見落としている可能性はあります)。
ただ、本人が事情聴取で違法性を認めたとの報道もあり、ドラマのような警察の脅迫まがいの尋問でもされていない限りは、有罪となる可能性が高いでしょう。
なお、ファンサイトの運営者にも家宅捜査を行ったとの報道があり、後釜を狙ったソフトの関係者もかなりショックを受けたでしょう。某雑誌で記事が何度か掲載されている Share(仮) の公式サイトとファンサイトも閉鎖されていました。おそらく、他のソフトも状況は似たようなものかもしれません。
心配なのは、今回の逮捕をきっかけにして、P2P = 違法という考えが広がってしまうことです。すでに企業向けソフトや携帯電話などで利用が始まっていて、応用は広まっていくでしょう。個人的にも面白い技術だと思います。健全な技術発展が進むことを望みます。
ブログ開始からそろそろ1ヶ月です。もうそろそろちゃんとしたタイトルを付けたいものです。PING.BLOGGERS.JP に ping を送るようにしたので、変なタイトルがくっきり(^^;
正直な話、自分にネーミングセンスがあるとは思ってません。サイトもオンラインソフトも、そのまんまな名前が多いです。「このネーミングうまいなぁ」と思うこともあるのですが、それを活かすことが出来ません。かといって、あまり弾けたのは性格に合わないかなと思うんですよね。
「つれづれ日記」みたいに、有名なもののパクリのようなことも考えましたが、それもあまり芸がない。楽かもしれませんが、あまり面白くないです(Google で検索したら、30万件以上・・・)。
外が明るくなってきてしまったので、のちほど考えることにします(^^;
最近になって、噂の Eclipse を使い始めました。これは、早い話が統合開発環境です。大元を開発したのは IBM ですが、現在はオープンソースプロジェクトとして開発されています。
オープンソースであることも特徴の1つですが、もっと大きな特徴は、ほとんどの機能がプラグインによって実現されていること。メニューすらプラグインらしいです。つまり、プラグインを入れれば、いろんな機能が増やせるのです。
で、最近見つけたのが Perl プログラミングのためのプラグイン、Eclipse Perl Integration。開発はあまり進んでいませんが、結構便利です。コードアシスタントのおかげで、長い名前の変数も使いやすくなりました。残念ながら、組み込み関数のアシストはしてくれてないようですが、それでも便利には違いありません。エラーになってしまいますが、最近デバッガも実装されました。
今の不満は、実行結果を出力するコンソールが、EUC-JP に対応していないこと。エディタは対応できましたが、コンソールは文字化けしてしまいます。自分でプラグインを書いてしまえれば解決ですが、まだまだそこまでは・・・。
対策をご存知の方、コメントください。
2004年5月10日 月曜日
半年以上インターネットを利用をしている方であれば、掲示板のようなところで複数行のメッセージを送信したことがあるのではないでしょうか。私はそろそろ10年ほどになり、掲示板の利用しない日のほうが少ないくらいです。
複数行を入力するための場所を、テキストエリアと言います(他の言い方もあるかもしれませんが、これが一番多いかと思います)。テキストエリアは改行も入れることが出来ます。そして、掲示板はこの改行を HTML で改行を意味する <br> に置き換えます。この処理によって、書き込みをする人が意図した位置で改行されるのです。
さて、掲示板ではもう1つ改行される条件があります。ブラウザの機能なので環境依存ですが、文章を表示する範囲の端(日本語の場合は右端)まで行ったときです。これは、テキストエリアでも同様です(設定で変更することもできます)。この機能によって、ディスプレイの解像度やブラウザウインドウの幅などに対して、柔軟に対応することが可能になっています。
何人かの方は、電子メールは65行ほど(70行だったかも。まあ、そのあたりです)で改行するのがいいという話を聞いたことがあると思います。これは、1行が長すぎると読みづらいからという理由です。表示範囲よりも長いと、左右へのスクロールを繰り返さなくてはなりません。これは非常に不便です。しかし、メールソフトが自動的に改行して表示してくれたらどうでしょうか。最近のメールソフトはこの機能を持っていたりします。一見便利ですが、受信したメールを適度に改行する機能もあるため、場合によっては1行の長さがばらばらになってしまうことも。これはこれで読みづらい。
次の文章は、20文字と3文字が交互になっています。このようなメールを受け取って、なんて物を送って来るんだと思った経験があるのでは?
コンピューター上では、1行が長すぎる文
章は読
みづらい。ディスプレイでの文章はただです
ら読み
づらい上に、目線が左右に激しく移動する
からで
ある。眼球の少ない回転角で読み取れる
範囲で
あることが望ましいのだが、どれくらいがいい
のかと
言うと、これがまた難しい。解像度や文字の
大きさ
によって、同じ文字数でも変わってくるのだ。
掲示板で改行を入れた状態で書き込みをすると、これと同じ状況になってしまうのです。自分ではこれぐらいが丁度いいだろうと思って改行を入れるのだと思いますが、ほかの人は違うのかもしれません。文字の大きさも違うかもしれません。あなたが書き込んだ文章は、私の環境では10文字と3文字の行が交互に並んでいるかもしれません。
では、どうすればいいのでしょうか。簡単です。改行位置は、出来るだけブラウザに任せてしまいましょう。
共有していない限り、ブラウザの設定は個人が自分に合わせているはずです。自分が見やすいウインドウ幅や文字サイズにしてあると思います。もっと1行を短くしたいと思ったら、ウインドウ幅を狭くしてしまえばいいのです。段落区切りの意味での改行しかありませんから、1行の長さはほぼそろいます。10文字と3文字が交互に並んだ文章とはおさらばです。
段落区切り以外での改行をやめてみませんか?
2004年5月8日 土曜日
Movable Type で、テンプレートの変更などを反映させる処理をリビルドと言います。スペルは rebuild。初めてこの単語を知った方は、何のことやらと感じたかもしれません。今回はこの単語についてです。
goo の辞書検索では、「再建する, 建て直す; (生活・財政を)立て直す」となっています。
頭の2文字は接頭辞で、これを取り除くと build。こちらも検索してみると、「(built) 建てる, 造る, (財産・地位・名声などを)築く; (火を)おこす; 組み立てる; 頼る ((on, upon)); 基礎を置く ((on)).」と出ました。
どうも、建築関係の用語っぽいです。ビルディングと言うように、一般的なイメージは建物とかとなるのでしょう。しかし、コンピューター業界では別の意味合いが非常に強いはずです。具体的には、プログラマー業界です。
ソースコードファイルから、コンピューターが理解できる実行形式に変換する処理をコンパイル(今はなきゲーム会社ではありません。昔のコミックのキャラクターでもありません)と言います。そして、ソースコードに加えられた変更部分と、それが影響する部分をコンパイルする処理を、ビルドと言います。ほとんどの IDE (統合開発環境)にはこの機能があります。日本語で言えば、「再構築」が近いでしょうか。
これで置き換えてみると、「サイトの再構築」となります。Movable Type は、テンプレートと記事データを組み合わせて、公開用の HTML ファイルなどを構築するシステムです。記事データはデーターベースシステムで保持されています。
Movable Type で新しいエントリーを追加した場合、データーベースの更新と再構築が行われます。再構築では、インデックスとアーカイブが作り直されます。そして、新しいエントリーを追加しない限りは、永遠にそのままです。
テンプレートを変更しても、そのままでは再構築は行われません。管理者が意図的に行う必要があります。この作業をするためのボタンが、「サイトの Rebuild」です。
まとめ。
- Movable Type は、記事データーとテンプレートから、公開用の HTML ファイルを作り出すシステム。
- 新しいエントリーの追加をすると、記事データーの更新とリビルド(再構築)が行われ、インデックスとアーカイブが更新される。
- テンプレートの変更は、そのままでは反映されない。反映させるには、インデックスとアーカイブの更新をする必要がある。
- 意図的に更新する機能を呼び出すのが「サイトの Rebuild」ボタン。ここからリビルドを行い、テンプレートの変更を反映させる。