Firefox では、選択した文字を右クリックで表示されるコンテキストメニューからそのまま検索サイトに投げることができます。私は気になった単語があるとすぐ検索するので、この機能が非常に便利です。
ただ1つ残念なのは、検索先がそのときに検索ボックスで選択されているものに限定されてしまうこと。ウィキペディアを選択していたら、ウィキペディアで検索することしかできません。右クリックですぐ検索という魅力が半減してしまっています。
このことに不満を感じながらも選択を切り替えて検索していたのですが、この不満をかなり解決してくれるプラグインを見つけました。
- ConQuery(mozdev.org)
インストールすると「検索…」という項目がコンテキストメニューに追加され、そのサブメニューとして検索ボックスに登録されているサイトが表示されます。しかもオプションで表示するかどうかを選べるので、頻繁に使うところのみ表示させるということもできます。
サブメニューまでの階層が嫌という場合は、設定でショートカットを有効にしましょう。選択範囲の近くに検索サイトを選択するためのポップアップメニューが表示されます。
非常に便利ですが、表示される検索サイトの日本語部分が文字化けしてしまいます。アイコンで判別できるので私は実用面での問題ないのですが、同じサイトの複数のサービスを表示していると不便です。対策を探してみたところ、この問題を含むいくつかの修正を行った改造版を公開されている方がいらっしゃいました。
- ConQuery 1.7.3 改造版その2(Shadow912′s Mozilla/Firefox 日本語版拡張置き場)
試しに差し替えてみたところ、サブメニュー・ポップアップメニュー・設定ウィンドウのすべてで文字化けがなくなりました。