小川 一水氏の初中篇集です。収録されているのは、次の4作品。括弧内は各作品のページ数です。
- ギャルナフカの迷宮(110ページ)
- 老ヴォールの惑星(48ページ)
- 幸せになる箱庭(88ページ)
- 漂った男(120ページ)
『第六大陸』と『時砂の王』の2作品も読みましたが、、氏の作品は非常に読みやすいと感じます。「さぁ読むぞ」と意気込む必要はまったくなく、いつの間にか世界に引き込まれ、前へ前へと引っ張られます。
今回も、気がつけば100ページ目が目前でした。読後感のさわやかさも含め、SF好きとしては幸せな時間を得られるのではないでしょうか。