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2010年7月25日 日曜日

RADEON HD 5670 を省電力版 GeForce 9600 GT と比較

Filed under: 自作パソコン
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時間:16時30分
投稿者:よしとも
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1週間ほど前に SAPPHIRE HD5670 512M GDDR5 PCI-E HDMI/DVI-I/VGA の開封レポート記事を書きましたが、今度は省電力版の GeForce 9600 GT との比較記事です。といっても、ベンチマークはすでにがやっているのでもっと地味なところだけです。

今回の比較対象は、それまで使用していた ASUS の EN9600GT/DI/512MD3。そのほかのパーツ構成については、組み立てたときの記事を見てください。OS が Windows 7 Home Premium(32bit)になった以外はそのままです。モニタは解像度1680×1050でフルカラー。

性能比較

ビデオカードとドライバのみの変更で、同じことをしたときのステータスを比較しました。作業時の周辺気温は約25度。

以下、SAPPHIRE HD5670 512M GDDR5 PCI-E HDMI/DVI-I/VGA をRADEON、EN9600GT/DI/512MD3 を GeForce と表記します。グラフ中の凡例についても同様です。

作業内容

GPU-Z 0.4.4 でログをとりながら、次の作業を行いました。

  1. シールオンラインという DirectX 9.0c 相当のライト3Dゲームを起動してログイン。1440×900のウィンドウモードで、グラフィックの画質はデフォルトの最高画質。
  2. おそらくもっとも混雑していると思われる場所を1往復。
  3. ログアウト。
結果

以下、ログから作成したグラフです。開始のタイミング等は合わせていませんので、時間(X軸)については参考になりません。

GPU クロック
CPU コアクロック

CPU コアクロック

GeForce は300MHz と 600MHz の2段階で上がったら上がりっぱなしですが、RADEON は少なくとも3段階で、途中何度も変化しています。また、変化の範囲も
157MHz から 775MHz と広くなっています。

RADEON はアイドル状態での発熱の低さが話題になっていますが、こういった微調整があるからなのかもしれません。

GPU メモリクロック
GPU メモリクロック

GPU メモリクロック

GPU クロックと同様、GeForce が 100MHz と 900MHz の2段階で、RADEON が 300・600・1000MHz の3段階。
なお、GeForce が GDDR3 であるのに対して、RADEON は GDDR5 を使用しています。データの点速度は5倍になったとのこと。

GPU 温度
GPU 温度

GPU 温度

個人的に一番注目している温度です。メーカーもクーラーも違うので単純な比較をすることはできませんが、少し低くなりました。

GeForce が 44~51℃、RADEON が40~48℃です。アイドル状態では4℃下がっていますので、軽いゲームをたまにやるだけの人にはいいかもしれません。

ファン速度
ファンスピード

ファンスピード

ファンの回転速度を、フルスピードに対するパーセンテージで表したものです。フルスピードが違うと思いますので、これもあまり参考にはならないでしょう。

GeForce が 35%の固定、RADEON が 28~44%の可変です。どちらも Windows 起動前を含めてうるさく感じることはありませんでした。

GPU ロード
GPU ロード

GPU ロード

GPU にかかる負荷の割合です。クロック自体はどちらも上限まで上がりますが、負荷自体はそんなになかったようです。RADEON が一時的に上限近く(96%)まで上がっていますが、1秒以内に戻っていますので結構余裕があります。

Windows エクスペリエンス インデックス

参考値として、Windows エクスペリエンス インデックスの値を記載します。

プロセッサ
7.1
メモリ(RAM)
7.1
グラフィックス
7.0
ゲーム用グラフィックス
7.0
プライマリ ハードディスク
5.9

ビデオカード変更直前のデータを記録し忘れてしまったので比較できませんが、Windows 7 Ultimate RC ではグラフィックスおよびゲーム用グラフィックスの値は5.9でした。もともと不満があったわけではないので、体感による違いはほとんどありません。ゲームの反応と彩度が若干向上したかなというくらいです。

まとめ

久しぶりの RADEON であり、初めての AMD ビデオカード(間に ATI は AMD になりました)ということで不安もありましたが、性能は微アップ、発熱ダウン、DirectX11 対応でいい感じになりました。

また、AMD マザーボードのドライバはビデオカードのドライバを含むため、違うメーカーのドライバを混在させるという状況の回避もできました。動いてはいましたが、なんとなく気になっていたのです。

結果的には、非常に満足できました。

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