Google Crisis Response(Google)
災害に関する情報源や、行方不明者情報の収集と検索を行う『パーソンファインダー』を初めとするツールの提供が行われています。

2008年6月29日 日曜日

ベンチマークテスト

Filed under: 自作パソコン
時間:16時27分
投稿者:よしとも
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 組みあがった環境でベンチマークテストをしてみました。環境は以下のとおり。

CPU
AMDPhenom 9550
CPUクーラー
リテール
マザーボード
abitA-N78HD(BIOS バージョン:11 AHCI モード)
メモリ
トランスエンド・ジャパン:JM4GDDR2-8K
ビデオカード
ZOTACZT-85TE250-FSP
HDD
HITACHIHDS721680PLA380(バルク)
光学ドライブ
ソニーNECオプティアークAD-7200S-01(バルク)
OS
マイクロソフトWindows Vista home Premium 日本語版 SP1

Windows エクスペリエンスインデックス

 Vista 標準の機能です。

プロセッサ
5.9
メモリ(RAM)
5.9
グラフィックス
5.0
ゲーム用グラフィックス
5.3
プライマリ ハードディスク
5.7

戦国無双2 ベンチマーク

 ゲーム戦国無双2の動作確認を目的としたベンチマークソフトです。公式サイトからダウンロードできます。

高グラフィック測定
平均フレームレート:40.0
低グラフィック測定
平均フレームレート:60.4

CrystalMark 2004R3

 ひよひよ氏によるフリーの総合ベンチマークソフトです。Windowsでは定番となっています。

Mark
121903
ALU
34748
FPU
36302
MEM
17435
HDD
7232
GDI
4805
D2D
5318
OGL
15763

CINEBENCH R10

 3DCGソフト CINEMA 4D をベースに作られた、MAXON のベンチマークソフトです。レイトレーシングまたはラジオシティーと思われるレンダリングと、OpenGLによるリアルタイムアニメーション処理を行います。

Single CPU Render Test
1422
Multiple CPU Render Test
6771
OpenGL Standard Test
2495

CPUの発熱について

 室内気温25度ほどの環境で、通常51~53度、特に重い CINEBENCHI の全コアを使用したレンダリング時で72度(付属ソフト abit EQ で確認)です。

 なお、CPU のヒートスプレッド(放熱板)かクーラーのヒートシンク裏面が平らではないようで、熱伝導シートの両端(フック方向)しか接触しておりませんでした。そのため、前述したレンダリング時にはあっという間に80度を超えてしまうということに。
 熱伝導シートをふき取り、接触していなかった中央を少し多めになるように手持ちのグリスを塗ったところ、前述の温度まで下がりました。通常時の温度も3度ほど低くなり、接触面積の影響を実感することとなりました。

 そのうち CPU クーラーは交換するつもりでいたので、しばらくはこのままで間に合わせようと思っています。

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2008年6月25日 水曜日

A-N78HD レポート 後編

Filed under: 自作パソコン
時間:1時32分
投稿者:よしとも
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 後編は、組み立てと通電してからについて書いてみたいと思います。前半がまだの方はそちらからどうぞ。

組み立て

 組み立ては一般的なマザーボードと同じです。基本どおり、最小限の構成(マザーボード・CPU・メモリ)で動作させて見ます。通常はビデオカードも必要ですが、今回はオンボードであるのでそちらで済ませます。

 CPU クーラーは純正品を使いました。固定するときに使うレバーが下側に来るように取り付け、ケーブルをゆるく結ぶと弛みも少なくてちょうどいい具合になります。

発熱

 BIOSのメニューを表示させたまま、30分ほど様子を見ました。室温25度くらいの状況で、マザーボードむき出しです。特に風を当てるなどのことはしていません。

 途中で確認した感じでは、一番熱くなるのは中央のチップセットヒートシンクです。長くは触っていられないほどでした。きちんと風を当ててやる必要がありそうです。

 次に熱くなったのは、マザーボード上の LAN コントローラーチップがあるところとその周辺。触れる前に熱を感じるくらいで、長時間起動していると長く触り続けるのを躊躇するほどになります。ここも要注意です。

 その次というか最後ですが、CPU クーラーのヒートシンク部分も熱くなります。もっとも、ファンがあるのでそんなには熱くはなりません。それなりに触り続けることもできました。ただ、真夏にはちょっと不安を感じます。風通しが悪い部屋なので、去年は平気で35度を何度も超えました。発熱が上がっているので、今年は40度近くになってしまうかもしれません。先に人間のほうがダウンします。

組み込み

 様子を見て大丈夫そうだったので、ケースに組み込みます。
 ケーブルのレイアウトは毎回悩みます。光学ドライブがIDEからシリアルATAになったので、フラットケーブルが1つ減って少し楽になりました。多少は風通しもよくなったのではないでしょうか。

 なお、このマザーボードはケースファン用のコネクタが値段の割りに多いです。AUXFAN が上下に1つずつと、SYSFAN が IDE コネクタの下に1つです。前のマザーボードでは1つしかなく変換ケーブルが必要でしたが、今回はマザーボード上のもので足りました。CPU 専用の4ピンのものも別に用意されています。

 組み込みが終わったら、こちらも基本の負荷テストを兼ねてメモリチェックです。使用するメモリはすでにチェック済みですが、相性問題を燻り出す意味でもう1度やります。memtest86+ で2回パスするまで行いました。

ビデオカードの取り付け

 メモリも大丈夫なことを確認できたらビデオカードを取り付けます。

 BIOS の設定では拡張スロットのビデオカードがオンボードよりも優先されるはずなのですが、なぜか信号が出力されませんでした。散々付けたり外したりしてもモニタは黒いままで、駄目元で BIOS メニューで Load Fail-Safe Defaults をやったら出力されるようになりました。

シリアルATAのモード

 最近のシリアルATAコントローラーでは、本来の性能が出せる代わりに従来の IDE と互換性がない AHCI モードに対応しているものがあります。Windows Vista はこの AHCI に標準で対応していて、Windows XP のときのようにインストール途中でドライバをインストールする必要がありません。Windows のインストール後に AHCI モードに変更すると起動できなくなってしまうので、AHCI にすることが決まっている場合は初めに変更しておく必要があります。
 このマザーボードでは、Integrated PeripheralsOnChip IDE/STAT Device にある RAID Configuration で設定します。OnChip SATA Mode という項目があり、これを AHCI にします。

 なお、レジストリをいじることで、あとから強引に変更する方法もあります。実は後から変更しようとしました。諦めかけながらも検索で情報を漁ってるときにこの方法を見つけました。
 マイクロソフトのサポートページに掲載されている方法ですが、動作保証はないので自己責任でお願いします。

 初期状態では標準ドライバが使用されますが、インストール後にきちんと専用のドライバをインストールしましょう。Nvidia の汎用ドライバでも動きますが、abit のドライバでないと S3 からの復帰で失敗するという話もあります。

Hybrid SLI

 オンボードと拡張ビデオカードを併用するという Hybrid SLI ですが、購入時の BIOS(BIOS ID 10)には項目すらありません。BIOS ID 11では項目がありますが、×印がついていて設定を変更することはできませんでした。
 abit のドライバも Hybrid SLI 対応のものはベータ版しか公開されておらず、使えるようになるにはまだしばらくかかりそうです。

予告

 次回、ベンチマークの結果をいくつか記載して最後としたいと思います。

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2008年6月20日 金曜日

A-N78HD レポート 前編

Filed under: 自作パソコン
時間:1時07分
投稿者:よしとも
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 パーツレポートのマザーボード編です。今回は前編ということで、開封レポートです。

外観

A-N78HD 外観

 まずは化粧箱の外観から。
 まあ、普通ですね。マイクロATXなので、ほぼ正方形です。持ち帰るときに、左下の部分が少し歪んでしまいました。

蓋を開けたところ

A-N78HD 外観 蓋を開けた状態

 上下2重構造になっていています。上の段には付属品が納まっていました。奥に見えるのはバックプレートとケーブル類、手前がマニュアルなどの薄いものです。

付属品

A-N78HD 外観 付属品

 付属品です。必要最低限といった感じ。私はこういうほうが好みです。

 左上の一番大きいのがマニュアル。A-N78 Series と書いてあり、A-N78H と共有となっています。
 ちなみに、マニュアルによると A-N78H は GeForce 8100 を使用したもので、IEEE1394 がなくオーディオコネクタが3つだけになっているようです。

 マニュアルの隣にある四角いものは、レイアウト図のシールです。ケースの内側に張っておくと作業をするときに便利かもしれませんが、今回のようにあとからマザーボードを交換することもあるのでやってません。

 その下の銀色のものがバックプレート。HDMIコネクタの上位置はスリットになっています。手をかざすと、CPUファンからと思われるかすかな風が出てきているのが感じられました。

 バックプレートの右にあるのがケーブル類です。シリアルATAケーブルは金属製のフックがついた良いものでした。一般的なケーブルは簡単に抜けてしまいますが、このケーブルはしっかりと固定されます。

下の段

A-N78HD 外観 内蓋を開けたところ

 付属品を取り出して内蓋を開けたところです。緩衝材などはなく、マザーボードは一般的な静電気防止の袋に入っているだけです。

本体

A-N78HD 外観 本体

 袋から出したところ。チップセットヒートシンクが目立っています。計ってみたところ、高さは32ミリメートルでした。大型のCPUクーラーをつける場合は干渉するかもしれません。CPUクーラー用のフックからの距離は20ミリメートルほどです。

 CMOSクリア用のジャンパが1つあるのですが、そこに刺してあるジャンパピンは長い持ち手のあるタイプでした。持ち手のないものが一般的なので、これはちょっとうれしいです。めったに触るものではないので、人によっては長くて邪魔と感じるかもしれませんが。

予告

 次回は、実際に通電したときのことを書く予定です。

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2008年6月14日 土曜日

Phenom 9550 開封レポート

Filed under: 自作パソコン
時間:22時09分
投稿者:よしとも
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 AMD のクアッドコア CPU Phenom 9550 です。Ahtlon64 X2(以降、X2 と表記します)のものに比べて、外箱の材質がかなり薄くなっています。ほとんど厚みがありません。また、蓋の位置が上下から左右に変更されています。

Phenom 9550 パッケージ外観その1

 X2 と同様、横からCPUが見えます。理由は後述しますが、こちら側から開封したほうがいいです。

Phenom 9550 パッケージ外観その2

 それでは、いざ開封。シールをカッターなどでそっと切りましょう。将来売るかもしれないことを考えると、パッケージも出来るだけ綺麗な状態を保ちたいもの。買う側の視点で考えてみても、シールをはがした跡がくっきり残ってるのは中古でも遠慮したいです。

Phenom 9550 開封 その1

 さて、CPU側から開封したほうがいい理由ですが、ご覧のとおり半月上にくぼみがあります。ここに指を引っ掛けると取り出しやすいのですが、反対側にはこのくぼみはありません。さかさまにしないと出しにくいです。

 くぼみに指を引っ掛けて取り出すとこんな感じ。

Phenom 9550 開封 その2

 X2 では CPU とクーラーが直接外箱に入っていましたが、Phenom では CPU の箱を兼ねた中箱にクーラーの箱が収められています。クーラーの横にはマニュアルも収められています。

Phenom 9550 開封 その3

 クーラーは下から取り出します。箱の中では横向きになっています。穴からはファンと中心に貼られたシールが見えています。

Phenom 9550 開封 その4

 クーラーはこのような状態で箱に入っています。内蓋の真ん中の折りたたまれた部分で左右位置を、上の折りたたんだ部分で上下位置を固定するようになっています。

Phenom 9550 開封 その5

 箱から取り出したところ。

 X2 のクーラーは金属の部分が台形状になっていましたが、Phenom のものは直方体です。X2 ではファンはフックで固定されていましたが、Phenom のものはなんとフィンの隙間に食い込むようにねじ止めされています。写真では右から3番目の隙間が広くなっているのがわかりますが、ここがちょうどねじの位置です。

 また、リテンションに固定するときのレバーが細めになっています。比べてしまうと華奢に見えますが、強度的には大丈夫なのでしょう。

Phenom 9550 開封 その6

 そして、最後に主役の Phenom 9550。X2 同様、プラスチックのケースに収まっています。下にはスポンジがありますが、刺さってはいませんでした。

Phenom 9550 開封 その7

 次回はマザーボードのレポートをします。すでに仮組み状態で動かしているので、通電後のことも書けると思います。

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クアッドになります

Filed under: 自作パソコン
時間:16時10分
投稿者:よしとも
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 先週注文してあったパソコンパーツが届きました。

購入したパーツ

 注文したのは、Abit のマザーボード A-N78HDと、AMD の クアッドコア CPU Phenom 9550の2つ。合わせて31,950円なり。

 店舗に受け取りに行ったついでに、ソニーNECオプティアークのスーパーマルチドライブ AD-7200S-01 も購入。ソフトつきのバルク。これで、完全にフルシリアルATAです。こちらは3,990円。

 写真を交えながら、レポートっぽいものを追加していきます。

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2008年5月6日 火曜日

連休中のパーツ交換ならず

Filed under: 自作パソコン
時間:15時58分
投稿者:よしとも
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 連休中にパソコンのマザーボードと CPU を変更する計画を立てていましたが、希望のパーツが入手できずに断念となりました。

 初めの予定は、780G チップセットのマザーボードと AMD の CPU である Athlon 64 X2 5000+。

 ビデオカードは現在使用中の GeForce 8500GT を使いまわすことから、マザーボードを GeForce 8200 がチップセットのものに変更。これだと、オンボードと拡張ボードの両方のGPUを同時に使えるのです。
 この変更が運の尽きで、現時点で候補になるのがほとんどない。そして、実店舗では売ってない。780Gのものばかりでした。最悪通販という方法もありますが、それだと連休中に間に合わない可能性が。

 そのまま悩み続け、CPUも売っている店舗がなく、通販でも時間がかかるらしいことが判明。デュアルコアからクァッドコアへの変更でOSの再インストールが必要らしいとの情報もあり、発熱の関係から敬遠していた Phenom が候補として再浮上。TDP が95Wなら我慢できなくはないと割り切り、店舗めぐりをしてきました。まあ、結果は在庫なしです。Athlon X2 5200+ ならあったのですけどね・・・。

 マザーボードの交換時にOSの再インストールをするから、ついでにCPUもクァッドコアにしてしまおうという理由だったため、両方同時に手に入らないと意味がなくなってしまいます。とりあえずマザーボードだけ交換しておいたとしても、CPUの変更時にはまた再インストールをする羽目に。

 780Gのものに戻してしまえばマザーボードの選択肢が増やせますが、なにか勿体無く思えてしまいます。とりあえず今月いっぱい悩み続けようと思ってます。もしかしたら一気に在庫が潤沢になるかもしれないですしね。

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2008年4月29日 火曜日

FDDコネクタの位置

Filed under: 自作パソコン
時間:15時49分
投稿者:よしとも
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 ここしばらくはいろいろなマザーボードを物色しているのですが、1つ気がついたことがあります。FDD コネクタが一番下にあることが多い。

 内蔵用のドライブを取り付ける位置は、主流となっているタワー型ケースの場合は大きく分けて3箇所あります。上の5インチベイと、真ん中と下の3.5インチベイです。
 5インチベイには光学ドライブを、真ん中の3.5インチベイには FDD やカードリーダーを、下の3.5インチベイには HDD を取り付けるのが一般的です。マウンターと呼ばれる専用のパーツを使えば5インチベイに HDD をつけることも出来ますが、重心を下げるという意味では、一番下にするのが理にかなっていると思います。最近では空冷の意味もあります。

 というわけで、上から次の順番で取り付けることとなります。

  1. 光学ドライブ
  2. FDD
  3. HDD

 各ドライブは、ケーブルによってマザーボード上のコネクタと接続されます。空気の流れを邪魔してしまうので、ケーブルは出来るだけまとめておくことが望ましいのですが、FDD コネクタがマザーボードの一番下にあると、HDD の後ろにFDD ケーブルが垂れ下がるようになってしまいます。HDD の前には吸気用のケースファンがあるのですが、ケーブルがせっかくの空気の流れを邪魔してしまいます。空気は上に向かってほしいのですが、そこに覆いかぶさるようにケーブルがあるわけです。

 FDD コネクタが中央にあればFDDとの距離は最短となり、ケーブルもかなり小さくまとめることが出来ます。空気の流れを邪魔することもなく、見た目にもいいのです。

 FDD を使おうとすることが間違っているという意見もあるかもしれません。たしかに、OS のインストールは CD-ROM やDVD-ROM から起動するようになりましたし、BIOSのアップデートでも別の手段が使えるようになりました。
 しかし、コネクタをつけるからには、使うことを前提として配置を決めてほしいと思うのです。なにも、そんな隅っこに追いやらなくてもいいじゃないかと。拡張スロットの下ですよ?

 私の理想は、中央に FDD コネクタ。その上に IDE コネクタですね。シリアル ATA のコネクタは下のほうに。

 abit というメーカーが、この理想に近いものを出していました。正直あまりいい印象はなかったのですが、最近はそうでもないようです。とりあえず A-N78HD を候補に加えました。

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2008年4月27日 日曜日

Windows Vista SP1

Filed under: コンピューター,ソフトウェア,ハードウェア
時間:17時26分
投稿者:よしとも
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 Windows Vista のサービスパック1(いわゆるSP1)が公開されてから1ヶ月以上が過ぎました。入手手段も、マイクロソフトのサイトからのダウンロードや Windows Update によって適用する方法などがあり、適用済みのパッケージの販売も開始されています。

 Windows Update での自動更新による適用が、2008年5月9日から段階的に行われるとの発表もされています。

 私の場合は、Windows Update での適用を手動でしました。特定のデバイスドライバがインストールされていると表示されないらしいのですが、そういうことはなかったようです。気がついたら適用できるようになっていたという感じでした。

 Vista に完全移行したわけではなく、様子を見ながら少しずついじっているだけです。なので、起動できなくなっても困るようなことは大してありません。思い切ってインストールしてみました。

 インストールした結果は、かなり満足のいくことになりました。問題も見つからず、快適になったのです。

 SP1 によってどう変わるかについては、すでに多くのメディアで発表されているとおりです。スリープからの復帰が早くなったとか、ノートパソコンではバッテリーが長持ちするようになったとか、ファイルのコピーが早くなったなどです。

 この中では、スリープに関しての変更が一番実感できています。SP1 適用前はサスペンドと同じくらい起動するまでかかっていましたが、適用後は明らかにスリープは早いです。起動する間にちょっとした別のことをして待っていたのが、パソコンの前で待ってる気になりました。
 また、スリープだけでなくサスペンドも早くなった気がします。電気を消費するスリープよりも、完全にオフになるサスペンドを多用することになりました。

 私のパソコンに限定されるかもしれませんが、もう1つうれしいことがありました。光学ドライブの音です。

 光学ドライブは、LITON の LH-20A1P というものです。これが、起動のたびに爆音を響かせていて、それがかなり気になっていました。シリアルATA接続のものが一般的になってきたこともあり、買い換えてしまおうかと真剣に検討していたくらいです。
 SP1を適用してからは、なぜか爆音が消えていました。初めはケーブルでも抜けたのかと思いましたが、ちゃんと認識しています。これは非常にうれしい変化でした。

 このパソコンを組んだのは、約1年前の2007年5月4日。あれからメモリを初めとするたくさんのパーツが安くなり、CPU はクアッドコアが発表され、ビデオカードも世代が変わりつつあります。ちょっと勿体無い気がしなくもないですが、一部のパーツを交換しようと目論んでいます。今のところ、マザーボードを Phenom 対応のものにし、CPU は Athlon 64 X2 5000+ あたりにする予定(Phenom にしないのは、TDPが95Wもあるからです)。

 現在のマザーボードは、暫定的な Vista 対応でした。今度は初めから Vista を前提にした設計をされているはずです。組むときには、また記事にしたいと思います。

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2008年1月1日 火曜日

Vista でのスリープ

Filed under: 自作パソコン
時間:18時13分
投稿者:よしとも
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 まずは、あけましておめでとうございます。今年1回目の記事は、トラブルの解決方法です。

 去年の5月に組んだパソコンですが、Vista のスリープが出来ずにいました。スリープモードに入りはするのですが、1秒前後で復帰してしまっていたのです。

 解決方法は、デバイスマネージャで HID 準拠マウスの設定を変更するだけです。この変更によって、スリープモードへの移行ができるようになりました。

 まずは、デバイスマネージャを開きます。『システムとそのほかのポインティングデバイス』という項目があり、それを開くと『HID 準拠マウス』が表示されます。

デバイスマネージャ HID 準拠マウス

 さきほどの項目をダブルクリックすることで、設定などが出来るプロパティウィンドウが表示されます。このウィンドウの『電源の管理』タブを開くと、『このデバイスで、コンピュータのスタンバイ状態を解除できるようにする(D)』という項目があります。チェックが入っていたらオフにします。

HID 準拠マウス 電源の管理

 設定の変更が終わったら、スリープできるか試してみてください。いったん電源が切れたような状態になり、復帰したときにログオフしたときのような表示なっていれば成功です。

 なお、私の環境では復帰にはパソコンの電源ボタンを押す必要があります。BIOS の設定でキーボードからできるようにしてありますが、まったく反応してくれません。スリープではない完全なシャットダウンの状態でも同じなので、また別のところに原因があると思われます。
 また、復帰後にネットワークドライブのアイコンに赤いバツ印が付くことがあります。接続できていないことを意味しているのですが、普通に開くことは出来ました。Vista のバグのようです。

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2007年9月22日 土曜日

半導体メディア価格の比較

Filed under: ハードウェア
時間:16時39分
投稿者:よしとも
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 MO 以外のメディアの選択肢を決めるべく、各メディアの価格を調べてみました。経緯については、以前の記事をご覧ください。

 価格は、価格.COM のような価格比較サイトで安い順に上位10点を抜き出したものです。オンライン限定である可能性もあります。あくまでも参考ということで。

 MB単価の計算するに当たり、業界の習慣に合わせて 1GB = 1,000MBとしています。おそらくこの方が実際の容量に近くなると思います。

 MO と DVD-RAM の価格はばら売りのものです。5枚パックなどにすれば、もう少し安くなります。

メディアの価格比較
  MO 640MB SDカード 2GB miniSDカード 2GB USBフラッシュ 2GB DVD-RAM 4.7GB
平均価格(円) 447 2,245.4 2,725.2 7,399.22 537.5
MB単価(円) 0.7 1.12 1.36 3.7 0.11

 こうして見ると、MO も安いですが SDカードがもう一息で追いつきそうなことがわかります。読み書きするためのドライブの値段を考えると、新規に導入する場合は SDカードのほうがよさそうです。カードリーダーは数千円で購入できますが、MOドライブは1万円以上します。

 参考用として DVD-RAM も調べてみましたが、その安さには驚くばかりです。ドライブ間の互換性と耐久性が心配なので今のところ対象外なのですが、MB単価が0.11円というのは非常に魅力的です。メディア側に機械部分がまったくないのもいい。心配を解消してくれる情報を募集しています。

2007年10月1日 追記

 平均価格の計算が間違っていましたので、改めて調査しました。

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