納期がないといろいろいじってしまって、公開が伸びてよくないですね。ひとまず現状報告です。
対象バージョン
動作対象とする WordPress のバージョンは、ME 版の 2.0.x ~ 2.2.x としています。2.0.10 と 2.1.3 で確認済みで、リリース前には 2.2.1(りリース前に ME での公開があれば 2.2.2)での動作確認も行う予定です。
2.1.x 以降では、JavaScript ライブラリの読み込みを wp_enqueue_script で行うようにしています。
新機能
現在公開中の0.5.0から追加された新機能は2つあります。
まず、オプションページのリンクや背景色を入力するフォームに、カラーピッカー機能が追加されました。フォームの横のリンクをクリックすると、近くにカラーピッカーウィンドウが開きます。ポップアップウィンドウになってしまうので、ブロックされてしまう可能性があります。DHTML による擬似ウィンドウ表示もできるようですが、うまくいかなかったためポップアップとなっています。
なお、この機能は WordPress が標準で持っている JavaScript ライブラリを使用しています。
もう1つの機能が、投稿ページでの Amazon.co.jp 検索機能です。Firefox 2・IE6・Opera9 での動作を確認してあります。キーワードを入力して検索ボタンを押すことで、選択されているジャンルでの検索結果を Ajax にて表示します。IE6 と Firefox 2 では、キーワード入力フォームでのエンターキー入力でも検索が行えます。検索結果は10件ずつの表示で、ボタンクリックによるページ切り替えも対応しています。
現在の作業
Ajax ということから、検索機能では JavaScript によるプログラムコードもそれなりの量(改行の多いコーディングスタイルで222行あります)になっています。多数の変数や関数がグローバルでアクセスされる状態になってしまっているめ、ほかのプラグインによって関数が上書きされてしまうといったトラブルの可能性が高くなっています。
この対策として、現在 prototype.js を使用したオブジェクト指向プログラミング化に挑んでいます。うまくいけば、トラブル発生の率をかなり抑えることができるはずです。