約10年目のこのシリーズも、そろそろ最終段階。オルヴィエート、ボスポラス帝国、アドリアナ・セルベッジア、ローレンシア条約機構、そして前巻で新たに登場した<船団>。5つの勢力がしのぎを削る争いが繰り広げられます。
- Google Crisis Response(Google)
- 災害に関する情報源や、行方不明者情報の収集と検索を行う『パーソンファインダー』を初めとするツールの提供が行われています。
2010年7月3日 土曜日
2010年6月23日 水曜日
iPhone はいろいろ便利だし気に入ってますが、一般的な携帯電話から機種変更した場合に困るのはバッテリー関係。消耗の早さもそうですが、iPhone がほかのスマートフォンと違うのは交換をユーザーが出来ないこと。アップルに依頼して本体ごと交換と言う、日本では考えられない方法しかありません(でした)。
バッテリーの持ちが悪くなったことを理由に交換する場合、AppleCare Protection Plan for iPhone への加入か9,800円と、3営業日の時間が必要で、遠方からの郵送で依頼する場合はその間ずっと使うことが出来ません。SIMカードが専用なので、代替機種もありません。
手間を考えると、出来ればなしで済ませたいところです。何とかしてモバイルバッテリーで逃げ切ろうと思ってましたが、想定外のところから神の手が差し伸べられました。それは、ソフトバンクです。
iPhone 4 がソフトバンクからと発表されたときに情報収集していて偶然見つけたのですが、ソフトバンクショップでもバッテリーの消耗を理由とした交換を条件付で受け付けています。
光が見えた気がして、先週ソフトバンクショップに行ってきました。日数がかかることを覚悟していたので話を聞くだけのはずでしたが、あっさり数十分以内に完了。大まかに書きますと、次のような感じでした。機種は iPhone 3G の8MBモデルです。
- バッテリーの状態と最後に充電してからの時間を表示してスクリーンショットを保存。
- バックアップ。(同期させれば自動で行われます)
- 本体と AppleCare ProtectionPlan登録書を持って近所のソフトバンクショップへ。
- 交換できると言う話を見て来たことを伝えると、すぐさま手続きが開始。
- 電話番号を元に、契約期間と AppleCare ProtectionPlan の登録状況を確認。この時点で、登録書は持ってくる必要がなかったことが判明。
- 適用可能であることがわかったので、細かい確認事項の説明開始。本体の交換になることと、データのバックアップはしてあるかの2点。
- こちらの了解を確認後、持って行った本体のチェック。小型のライトを使って、本体表面の傷を確認。カバーをつけていたし、iPhone に限らず丁寧に扱っているので問題なし。
- 交換用 iPhone 登場。本来の箱よりも大きなダンボール箱に、スポンジの緩衝材で挟まれた状態。本体の表裏に、ビニール状の保護シールあり。
- SIMカードの登録変更。現行と交換用の両方からSIMカードトレイを出して並べ、トレイを見ながら何か打ち込んでいました。ちなみに、取り出すときに使っていたのは専用のではなく、小さめのゼムクリップを伸ばしたもの。
- 交換品のアクティベーション。充電のため、店内でしばらく待機。保存期間が不明なので、充電なしの状態なのは仕方がないでしょう。再充電を繰り返すと消耗しますし。
- スタッフの案内に従い、私自身で交換前の iPhone の全データ消去を実行。
- 新しい iPhone と手続きの控えを受け取り。保護シールはついたまま。
アップルに送ることを考えればあっという間です。一時的に使えなくなるにはなりますが、これならたいしたことはないです。消耗具合の確認などもありませんでした。確認のために2時間以上待たされたなんて話もあったので気になってましたが、2年目以降且つ AppleCare ProtectionPlan に加入済みというのがよかったのかもしれません。
あとは自宅に持ち帰って iTunes に認識させるだけです。新しい iPhone として登録し、バックアップから戻します。ほとんどのデータは戻りましたが、メールのパスワードと POP3 接続のメールのデータは消えてしまいました。メールデータはどうでもいいものだけだったので私の場合は問題になりませんでしたが、重要なメールがある方は転送しておくなどのバックアップをお忘れなく。
バッテリーの持続時間が2倍に(本来の状態に戻っただけですが)なって、非常に快適になりました。これで月月割の終わる来年まで持たせられます。同じように困ってる皆さんもお試しあれ。
2010年6月19日 土曜日
約2年ぶりに復活の野望円舞曲です。ひとまずの区切りがついた7巻を読んだのは2007年の9月。詳細を忘れかけていましたが、あらすじが上手くまとまっているので助かりました。
人類が宇宙のあちこちに進出した時代を舞台にしたSF小説で、経済ネタが豊富に盛り込まれているのが特徴です。すでに次の9巻も出ていますので、続けて読む予定。
2010年5月23日 日曜日
ブクログの公式ブログで、本の帯はどうしますかと言うのをやっていました。帯と言うのは、推称文が書いてあったりする横長の紙です。
- 本の帯はどうしてますか?Twitter,はてな,GREEを使って徹底検証!(ブクログお知らせブログ)
記事によると、アンケート結果では79%の人が捨てずに残しておき、残しておく人の79%が本につけたままにしておくそうです。
私の場合は捨てずに本につけたままにします。手持ちの本の中で帯の残っているものを探してみたら、角川文庫の「軌道戦士Zガンダム 第一部 カミーユ・ビダン」でした。奥付によると、平成元年(西暦1989年)6月20日発行となっています。
帯は、ガンヘッドの映画化記念として行われた、「角川文庫ニュータイプフェア」を告知するもの。角川文庫の40周年(1949年創刊)でもあったようです。
表表紙側は割りときれいですが、裏表紙側は上1/3ほどが敗れた上に折れ目もついてたりします。多分、隣に本を入れるときに引っ掛けてしまったのでしょう。
本自体は再販されても基本的には変化がありませんが、帯は発行された時期(時代よりも細かい感じ)を反映します。あのころはこういう人が人気だったのかとか、ある意味懐かしい気持ちになります。
こういうことを考えると、帯は捨てるにはもったいないものかもしれないと思えてきます。79%もの人がそのまま残しておくというのも、ものすごく納得のできることなのではないでしょうか。
2010年5月17日 月曜日
角川スニーカー文庫の『オイレンシュピーゲル』と、富士見ファンタジア文庫の『スプライトシュピーゲル
』。この2つの最終シリーズとなります。イラストは、シリーズ開始時のデザイナーであった島田フミカネ氏。表紙や奥付にはありませんが、1ページ目と目次ページに「第一部 怒りの日」とあります。
現在まだ前半ですが、抽象的な表現が多くとっつきにくい印象です。独特の文体とこの前の状況についての記憶があいまいになっているのもあり、スムーズには読めていません。シリーズを通しての読み直しが必要かもしれません。
ちなみに、本屋大賞を受賞した『天地明察』について、あとがきに「初めての時代小説」と書かれています。先日の某番組では筆者の 冲方氏を「時代小説家」と紹介していましたが、私はSF作家だと思ってます。本屋大賞と言う大きな賞を受賞したとはいえ、1作品だけで主な作品のジャンルが変わってしまうものなのかなと。
なお、時代小説を否定するつもりは毛頭ありません。新書や文庫であったら手を出していると思います。約500ページのハードカバーと言う存在に躊躇しています。
2010年5月8日 土曜日
iPad はソフトバンクから発売されることが決まったそうです。5月10日の午前10時から、iPad正規販売店で予約開始とのこと。正規販売店は、一部のソフトバンクショップや家電量販店のアップルコーナーなどとなっています。
http://twitter.com/masason/status/13589380378
iPadソフトバンクで確定しました‼
http://bit.ly/9vu7HO http://bit.ly/cpgRgB
NTT DoCoMo は、iPad が SIMロックフリーとの情報を前提に自社通信網を使うミニSIMカードの発売を検討すると発表してましたが、今後の動向が気になるところです。
- ドコモ、 iPad用SIMカード発売へ(ITmedia News)
iPad と言うと電子書籍リーダーとしての面が話題になっていますね。すでに持っている iPhone でサイトを見たりしていますので抵抗はないと思いますが、重量が一般的な文庫本レベルでないと仰向けでは読めないですね。Wi-Fi+3Gモデルの重量が730gで、文庫本だと1,460ページに相当。手持ちの中で一番厚いものでも1,155ページ(境界線上のホライゾンⅡ下巻)なので、まだまだです。
ちなみに、Kindle2は294g とのこと。文庫本だと588ページ相当なので、一般的な範囲で厚めと言ったところでしょうか。
iPhone 持ちとしてはまだ様子見ですね。次世代 iPhone も気になりますし、電波状況の改善のほうが iPad より気になります。
コンピューター業界ではよく見かける「パワードバイ~」という表現。スペルは「powerd by」だと思ってましたが、「powered by」が正しいようです。意味合いとしては、「~を使うことで作られています」と言ったところでしょうか。「~」の部分はソフトウェアであったりサービスであったりします。「Powered by WordPress」とかですね。
AmazonLink でも使っていまして、コメントでご指摘いただき調べて初めて間違いに気がつきました。10数年ぶりに紙の辞書で調べてみると、「powered」しかありませんでした。
この記述を入れるときにはどこかのサイトから拝借したのですが、どうやらそのサイトが間違えていたようです。Google で検索すると「もしかして」が出るので、この間違いをする人はかなり多いのでしょう。
ちなみに、検索数は「powered」で約 46,100,000 件、「powerd」では約 5,300,000 件です。個人だけでなく、法人でも間違えているところは結構ありますね。
ざっと上げてみるとこんな感じ。
- プリンセス天功 オフィシャルブログのページタイトル
- 山本梓オフィシャルブログのページタイトル
- 似顔絵イラストメーカーの、リンクの仕方のサンプル
- クラリソニックのページタイトル
- オギャッターのページタイトル
規則性を考えれば後ろに ed がついて「powered」ですが、これだけあちこちにあると「powerd」でも正しいんじゃないかと思えてきます。
2010年4月24日 土曜日
『復活の地』を読み終わりましたので、そのまま同じ作者の作品を続行。
『復活の地』は全3巻の長編でしたが、こちらは『時砂の王』のスピンオフを含む5編を収録した短編集。Amazon.co.jp の評価がかなり分かれているので、人によって印象は異なるかもしれません。
2010年4月17日 土曜日
Googleがサイトの表示速度も評価対象に加えると言う発表をしたため(現時点では米国版のみ)、対応策として Head Cleaner を導入してみました。現時点ではほとんど影響はないとのことですが、やって置いて損はないし、表示が速くなるのはいいことです。
配布サイトに書いてある説明に従って導入したところ、AddClips のスクリプトが AddClipsId の設定をしていないとエラーを出すようになって、しかもページの表示が途中で止まってしまうようになってしまいました。ソースを確認してみると、ヘッダ部分の途中に出力されている JavaScript コードが加工され、記事部分まで文字列に含まれるようになっていました。
正常な状態
- <script type="text/javascript">
- //<![CDATA[
- function basename (path) { return path.replace( /.*\//, "" ); }
- var winimg=null;
- function ps_imagemanager_popup(imgurl,title,w,h) {
- lpos=(screen.width)?(screen.width-w)/2:100;
- tpos=(screen.height)?(screen.height-h)/2:100;
- settings='width='+w+',height='+h+',top='+tpos+',left='+lpos+',scrollbars=no,location=no,directories=no,status=no,menubar=no,toolbar=no,resizable=yes';
- winimg=window.open('about:blank','imagemanagerpopup',settings);
- var doc = '';
- doc += '<html><head>';
- doc += '<title>' + title + ' - ' + basename(imgurl) + '(' + w + 'x' + h +')</title>';
- doc += '<style type="text/css"><!-- body { margin:0px; padding:0px; } --></style>';
- doc += '</head>';
- doc += '<body onload="self.focus();">';
- doc += '<img style="cursor:pointer;" src="' + imgurl + '" title="' + title + '" onclick="self.close();"/>';
- doc += '</body></html>';
- winimg.document.writeln(doc);
- winimg.document.close();
- }
- //]]>
- </script>
- </head>
異常な状態
- <script type="text/javascript">
- //<![CDATA[
- function basename (path) { return path.replace( /.*\//, "" ); }
- var winimg=null;
- function ps_imagemanager_popup(imgurl,title,w,h) {
- lpos=(screen.width)?(screen.width-w)/2:100;
- tpos=(screen.height)?(screen.height-h)/2:100; settings="width="+w+',height='+h+',top='+tpos+',left='+lpos+',scrollbars=no,location=no,directories=no,status=no,menubar=no,toolbar=no,resizable=yes';
- winimg=window.open('about:blank','imagemanagerpopup',settings);
- var doc = '';
- doc += '
- <html xmlns="http://www.w3.org/1999/xhtml" xml:lang="ja" lang="ja">
- <head>';
- doc += '
- <title>' + title + ' - ' + basename(imgurl) + '(' + w + 'x' + h +')</title>
- <link rel="canonical" href="http://blog.yoshitomo.org/" />
- <style type="text/css" media="all">/*<![CDATA[ */
- /***** inline CSS *****/
- <!-- body { margin:0px; padding:0px; } -->
- /* ]]>*/</style>
- </head>
この部分を出力しているのは、WordPress の画像アップ機能がまだいまいちだったころの定番であった ImageManager 2.5.3 です。サムネイルをクリックしたときにポップアップウィンドウを開くためのものだと思いますが、私の場合は同じウィンドウで開くようにしているので停止させることにしました。
ちなみに、Head Cleaner の効果はなかなかのようです。設定も特にまだ変えてませんが、速度の向上が体感できました。
2010年4月12日 月曜日
震災からの復興を描くシリーズの最終巻です。
政府と陸軍が暗躍し、地震の原因が判明。列強各国も本格的に動き出し、SF色を強めつつも、あくまでもメインは復興。かつて師と仰いだ人物の言葉の意味を理解した主人公は、新たな復興のための方針を定め行動に移します。