時代は22世紀が近づくころ。衛星軌道上に浮かぶ日本の大型複合施設<望天>で、壊滅的な大事故が発生。施設の一部と月往環船<わかたけ>のみとなって漂流する中、わずか10人の生き残りが生存のために奮闘します。
著者は小川 一水氏。初めて読んだ作品『第六大陸』では読みやすさと読後感が印象深かったのですが、『時砂の王
』あたりから強い吸引力を感じるようになりました。この作品も例に漏れず、途中で読むのを止めることに抵抗が。ついつい読みふけってしまい、ここ数日は少々寝不足です。
時代は22世紀が近づくころ。衛星軌道上に浮かぶ日本の大型複合施設<望天>で、壊滅的な大事故が発生。施設の一部と月往環船<わかたけ>のみとなって漂流する中、わずか10人の生き残りが生存のために奮闘します。
著者は小川 一水氏。初めて読んだ作品『第六大陸』では読みやすさと読後感が印象深かったのですが、『時砂の王
』あたりから強い吸引力を感じるようになりました。この作品も例に漏れず、途中で読むのを止めることに抵抗が。ついつい読みふけってしまい、ここ数日は少々寝不足です。
去年か一昨年くらいから、鼻に塗ることで花粉を寄せ付けなくするというコンセプトの花粉対策商品がいろいろと出てきました。今期はフマキラーが販売しているアレルシャットを試してみたので、時期的に遅いかもしれませんが感想を書いてみたいと思います。
試したのは、30日分の無香料タイプです。
まずは、私の花粉症と行っている対策について。軽い人と重症な人では効果も違ってくると思いますので、参考として書いておきます。
症状が出るようになったのは20年位前から。症状が出ないのを0、薬を飲んでもつらくてしょうがないというのを10とすると、私の場合は7か8くらいでしょうか。薬を飲まないとひどいことになりますが、きっちりと薬を飲めば取りあえず生活は出来ます。
数年前から症状を抑えられるというお茶を飲むようにしたり、薬は同じものを続けて買わないようにするといった対処をしています。ほかには花粉を家の中に入れないとか、恐らく多くの人がやっているようなことだけです。マスクは肌荒れになるのと薬で症状をある程度抑えられているので使っていません。
さて、ここから本題。
アレルシャットは、鼻の穴に塗っておくことで奥に入らないように捕まえるというものです。ネイザルガードなど静電気で寄せ付けないというものもありますが、それとは別。塗ったところに花粉が溜まるというのは気になりますが、取りあえず鼻の奥に入りさえしなければアレルギー反応は起きないらしいので我慢します。
なお、これは医薬品ではないので通販でも購入できます。
初めからこれだけに頼ることが出来るほどの効果はないと感じました。Amazon.co.jp のカスタマーレビューにもありますが、鼻水の多い状態では長くは持たないでしょう。鼻炎薬との併用は必須です。
しかし、ある程度したら鼻炎薬なしでも大丈夫になるかもしれません。これは私の推測ですが、鼻に入る花粉の量が減ってくれば、体内に入り込んだ量も減って症状も軽くなるはずです。そうなれば、鼻水の量も少なくなり、何度も塗りなおす必要がなくなるのではないでしょうか。
実際、鼻炎薬(このときはジョンソン・エンド・ジョンソンのアネトン)と併用し始めてから3日ほどで症状がかなり軽くなりました。休みの日などにアレルシャットだけにしてみたことが何度かありますが、かなり楽に過ごす事が出来ました。使用量も、外出前の1回だけで済んでいて、1ヶ月以上経ちましたが3分の2くらい残っています。
花粉症の症状が出るのは、体内に入り込んだ花粉の量が一定数に達してからという話を聞いたことがあります。つまりは、この上限を超えさせなければいいのです。本格的な時期を迎えるよりも前から使い始めれば、比較的軽い症状ですむかもしれません。使い方の説明にも、花粉シーズン前からのご使用をおすすめします。
とあります。
市販の鼻炎薬は、強い眠気や鼻の乾燥と言った副作用が悩みです。この手の商品は少々高いかもしれませんが、副作用がないという点だけでも1度は試してみる価値があるのではないでしょうか。3日分というのもあります。お試し用ですね。
2012年も使用期限内なので、来期はこれだけで試してみようかと思います。果たしてどこまで症状が抑えられるか。
第一回スニーカー大賞の金賞受賞作品にして、冲方丁氏のデビュー作。ある意味身近なヤクザという裏社会とともに、密教のような宗教的裏社会が絡み合う異形ファンタジー小説。
宗教的裏社会は陰陽五行思想や神道がベース。魑魅魍魎や妖怪といった単語の似合う世界。舞台が日本であることもあって、全体的に漢字が多め。最近はSFやハイ・ファンタジーが多かったので、序盤は少し面食らいましたが、気がつけばすっかり読みふけっていました。
東日本大震災から3週間が過ぎました。連日のように関連する情報を目にしますが、まだまだ大変な状況が続いているようです。
支援活動資金の足しになればと日本赤十字社へ義援金を送りましたが、残念ながらそのまま使われるのではないそうです。
この件はタレントの清水国明さんによるブログ記事で知りました。訂正を含むので、一部だけ読むのはやめてください。投稿時間の昇順です。
日本赤十字社のサイトには、次のように説明されています。(2011年4月2日時点)
この義援金は、今後、被災県で設置される義援金配分委員会に全額が送金され、同委員会で定める配分基準により、被災された方々に届けられます。日本赤十字社では、少しでも早くこの配分委員会が設置され配分が開始されますよう国や関係自治体に要請しています。
■ 取扱期間 平成23年3月14日(月)~平成23年9月30日(金)
http://www.jrc.or.jp/contribution/l3/Vcms3_00002069.html(申請が必要となっているのでリンクはしていません。)
現時点では義援金配分委員会が設置されていないため、集まった義援金は日本赤十字社が預かったままということになります。被災規模の大きさが桁違いであることから、設置されてから配分が開始するまでにも時間がかかるでしょう。非常に残念です。
せめて、1ヶ月など一定期間内で集まった分の何割までは、支援活動資金に使用できるようにならないものでしょうか。いろいろな理由で難しいのでしょうが、なんとかよい解決方法が見つかってほしいものです。
FreeBSD には、ports というパッケージ管理システムがあります。ソースコードのダウンロードし、パッチをあて、コンパイルし、インストールするという手順を簡略化してくれます。package というものもありますが、こちらはコンパイル済みになっています。
昔はコンパイルに時間がかかるために package を利用することが多かったのですが、スペックアップにより余裕ができたため ports に移行しました。必ずしも package で公開されているとは限らないのと、ports のほうが早く公開されるためというのが理由です。
さらに言えば、ports 管理が楽になる portupgrade があるおかげでもあります。このツールによって、毎晩更新のあった ports をメールで通知させることが出来ていますし、更新作業も非常に簡単になりました。
さて、前置きはここまで。
ports で困るのは、依存関係の把握が大変であるということ。数が少ないうちはいいのですが、依存する ports のインストールを繰り返しているうちにどんどん増えてしまいます。昨日の段階では300を超える ports がインストールされていました。
このほとんどは Xorg というGUI環境のための関係。FreeBSD のインストールのときに使うつもりでインストールしてあったのですが、結局使わないまま肥やしとなっていました。依存する ports の把握が出来ないために手をつけられなかったのです。
実は一昨日のメールで Xorg のアップグレードがあり、一気に膨大な ports の更新通知がありました。まとめて更新してしまうことも出来なくはないのですが、ちょうど週末ということもあってよい方法がないか情報収集をしてみることになったのです。
そして、非常にありがたい情報を発見しました。それがこのページ。
pkg_root は、uyota さんが作ったシェルスクリプトの名前。pkg_tree と AWK を使って、どこからも依存されていない ports をリストアップするというもの。スクリプトといっても短いものなので、ワンライナー的な使い方が出来ます。私は次のようにしました。
AWK に詳しくないのですが、pkg_tree の実行結果を AWK で受け取り、依存する側の場合はカウントアップし、依存される側の場合はカウントダウン。最終的にカウント数が正のもの(依存されていないもの)だけを表示するという仕組みのようです。
実行結果から必要な ports を取り除くと、1回目は120個以上となりました。これを元に、地道に portupgrade 付属の pkg_deinstall でアンインストールをします。1度終わったら、再び依存されていない ports をリストアップ。依存していた ports が前回の作業でアンインストールされていれば、新たに依存されていない ports が増えます。
これを何度も繰り返し、最終的に必要な ports だけになれば終了です。最終的には100を切るまで減らすことが出来ました。如何に無駄が多かったかということですね。
最後にお決まりの一言。
この記事の内容は無保証です。自己責任で行ってください。
久しぶりのブギーポップシリーズの新作。約1年ぶりです。イラストのほうも絵柄がだいぶ変わって、知らないで見たら気がつかなかったかもしれません。
今回は登場人物の関係が入り組んでいる感じがします。単純に敵と見方というわけではなく、もしかしたら新たな勢力の登場になる予感がします。
WordPress には、Snoopy という HTTP 通信用のライブラリが以前から使われています。自前で用意するには結構大変なので、拙作の AmazonLink でも利用しています。
WordPress 2.7.0 では、これに変わるものとして HTTP API が導入されました。ライブラリの変更ではなく、WordPress の持つ機能の1つという扱いです。
導入された段階では実験的な扱いでしたが、次第に多くの部分で使われるようになり、WordPress 3.0 でついに Snoopy が非推奨扱いとなっています。HTTP API が十分熟したと判断したのでしょう。
これを機会に、AmazonLink でも導入してみることにしました。現時点では Snoopy と併用するか完全に切り替えてしまうかは検討中ですが、最終的には完全な切り替えを行うことになると思います。
Snoopy の場合は別のライブラリということで、ファイルのインクルードを行い、Class のオブジェクトを取得し、実際に使用するという3段階の作業が必要です。
これに対して、HTTP API の場合は自動的にオブジェクトを取得してくれるので、いきなり実行することができます。WordPress に組み込まれているおかげです。
ほかにもいろいろな機能が含まれています。残念ながら本家 Codex でもドキュメントが充実しているとは言えない状況ですので、興味のある方は実際のコードを参照してみてください。ファイルは wp-includes/http.php
です。Codex 以上の説明があり、かなり参考になると思います。
ちなみに、自動的にオブジェクトを取得してくれる仕組みですが、内部でそのための関数を呼び出しています。
その関数の定義はこちら。プライベート関数なので直接利用するのは厳禁です。
注目するべきは、10行目の static $http;
という部分。関数から出てもこの変数は維持され、再利用が可能になります。このような手法をメモ化と言うようです。10年以上プログラムを扱ってきましたが、単語自体知りませんでした。まだまだです。
PHP のメモ化については、次のサイトを参考にしました。
ベンチマーク結果を見るとかなりの高速化が期待できそうです。HTTP 通信を行うプラグインが複数動く場合には効果的かもしれません。最近はコアでも通信を行っているようですし。
3巻に続き、4巻も長編構成です。
前巻で強敵の存在に気がついて本気で修行を始めることになった主人公のところへ巫女がやってきたことをきっかけとしていろいろと動き出します。中心となるのは神霊戦。西洋ファンタジーでいう魔法戦ですね。
最近多くのブログで、同じような表示を見かけるようになりました。記事の下に、関連した記事やキーワードやはてなブックマークの情報を表示しているあれです。
気になったので調べてみると、zenbackというサービスによるものでした。同じような機能はそれぞれでは存在しましたが、1つのサービスでできるというのは便利そうです。無料で導入も簡単そうでしたので、試しということでこのサイトでも導入してみることにしました。
ちなみに、このサービスを運営しているのは、かつて世界中で人気だったブログソフトの Movable Type を開発・販売し、それを利用したブログサービスの TypePad を運用しているシックス・アパートです。
基本的な導入方法は、規約をよく読み、メールアドレスとパスワードと設置するサイトを申請し、提供されたコードをサイトに張るだけ。必要に応じて、表示したい項目の選択などもできます。最近のウェブ系サービスでは一般的な流れですね。
WordPress ではテーマファイルにコードを追記するだけですが、ASP型のブログサービスを利用している場合は個別に案内がありますのでそれを参考にするといいでしょう。
『野望円舞曲』シリーズついに完結。手元にある1巻の奥付によると、最初の発効日は2000年8月31日。約10年に渡る長期シリーズとなりました。
1巻の表紙を見ると、イラストの質感もかなり違って年月を感じます。ISBNも10桁の4-19-905005-1。
この作品はSFであり戦争物であり政治物であり経済物であるというややこしいもの。10年前よりも知識が増えた今こそ、10年分のまとめ読みをしたいものです。
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